テーマ : 気象・災害

震災関連死3802人 避難生活の負担続く【東日本大震災13年】

 2011年3月11日午後2時46分、三陸沖を震源とする国内観測史上最大のマグニチュード(M)9・0の巨大地震が起き、最大震度7を観測した。東日本大震災による犠牲者は2万2千人を超える。このうち避難生活の負担による震災関連死は今も増え、復興庁によると、23年末時点で3802人に上った。
 東京電力福島第1原発事故などの影響で約2万9千人が今も避難生活を送る。福島県は県土の2・2%に相当する面積が帰還困難区域のままだ。政府は20年代中の希望者全員の帰還を目指す。警察庁によると、地震や津波による死者は1万5900人、行方不明者は2520人。
 復興道路・復興支援道路は計画に対して完成率100%。防潮堤は岩手、宮城、福島の3県合計で完成率99・3%となるなど、インフラ整備は大きく進んだ。

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