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諏訪原城跡450周年 歴史文化の特徴に 島田市長、市議会で答弁

 島田市の染谷絹代市長は4日の市議会11月定例会一般質問で、築城450周年を迎えた国指定史跡の諏訪原城跡(同市)について、2025年度までに策定する市文化財保存活用地域計画で、市の歴史文化の特徴として取り上げる考えを示した。山本孝夫氏への答弁。
 文化庁や県の指導の下、保存活用計画や整備計画の改訂にも取り組む予定。観光面でも城の認知度を高めるため、落語家の春風亭昇太さん(静岡市清水区出身)が隊長を務める諏訪原城応援隊による現地ツアーなどを引き続き開催する。
 諏訪原城は天正元(1573)年に武田勝頼の命で遠江国獲得の拠点として築城された。その後、徳川家康の手に落ち、牧野城に改称。今川氏真などの武将を置いたが、武田氏滅亡後は軍事上の必要性が薄れ、天正18(1590)年ごろに廃城になったとされる。
 (島田支局・寺田将人)

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