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新婚世帯は当選確率2倍 市営住宅入居率向上へ優遇 浜松市議会

 井熊久人都市整備部長は市営住宅の入居率向上に向けて2024年度から、募集抽選の当選確率が2倍になる「優遇対象」に新婚世帯を加える方向で検討していることを明らかにした。井田氏に答えた。
 市営住宅は75団地5734戸(22年度末現在)で、建て替えや事業集約などによって募集を停止している住居を除いた入居率は75%。現在の優遇対象は小学生以下の子供がいる世帯や犯罪被害者世帯、3回以上落選した世帯などで、若い新婚世帯の需要を見込んで枠を拡充することにした。
 井熊部長は、高齢者が階段の昇降を理由に上層階への入居を断念する懸念があるとして本年度、湖東団地(西区)の2棟でエレベーター棟増築工事を行い、24年度に1棟の供用を開始することも報告し、「エレベータ設置効果を確認し、他の棟への設置も検討したい」と述べた。

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