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ライドシェア 前向きに検討 町長答弁 河津町

 河津町の岸重宏町長は5日、一般ドライバーが自家用車で客を有償運送する「ライドシェア」の導入について前向きな姿勢を示した。同町では特に夜間の交通手段確保が課題となっている。同日開会の町議会12月定例会で大川良樹氏の一般質問に答えた。
 町企画調整課によると、町内では現在午後5時以降にタクシーが運行していない。大川氏はこの点に触れ、「バスも十分でなく、既に夜の町内の地域交通は崩壊している」とライドシェアの必要性を強調。岸町長はタクシーの運行について「収益性や運転手確保の問題で(業者が5時以降の運行を)やめたとみられる」と述べた。夜間の交通手段確保の重要性を町も認識しているとして「5時以降にライドシェアをやることも検討したい」とも明かした。
 一般質問にはほか3氏が登壇した。

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