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福祉避難所数、不十分 伊東市議会一般質問

 伊東市議会3月定例会は6日、一般質問に5氏が登壇した。災害時に高齢者や障害者ら配慮が必要な人を受け入れる福祉避難所について、松下義己健康福祉部長は「特別養護老人ホームなどを主に指定しているが、数としては十分ではない」との認識を示した。浅田良弘氏(颯)への答弁。
 市によると、市内では特別養護老人ホームや障害者入所施設など9施設を福祉避難所に指定している。松下部長は「有料老人ホームやグループホームなどに働きかけ、協力してもらいながら徐々に増やしていきたい」と述べた。
 市はこれまで、2021年に改定された国のガイドラインを参考に同避難所の確保や適切な運営に向けた取り組みを進めてきた。小野達也市長は「能登半島地震での課題を教訓とし、今後、あり方や運営方法なども再検証していく必要がある」との考えを示した。

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