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市介護保険条例の改正案など可決 御殿場市議会閉会

 御殿場市議会3月定例会は22日、最終本会議を開き、委員会付託していた2024年度一般会計予算案に加え、市介護保険条例の一部を改正する条例制定案など市の追加4議案と議員提出の2議案の計7議案を可決して閉会した。
 市介護保険条例の改正は、介護保険法改正に合わせた措置。24~26年度の第9期介護保険事業計画期間は、合計所得額320万円以上の所得段階を従来の4区分から5区分に細分化する。全体で13区分。基準月額を低料金の5300円に据え置き、第10段階以上の乗率を市独自に低くする。
 合計所得額720万円以上の第13段階では月額保険料1万1130円で、前期間の最高段階と比べ1060円増。国の乗率に合わせて第1段階は同1510円で80円減。第2段階は同2570円で450円増となるが、周辺市町と比べ低料金。第3段階は減額、中段階は前期間と同額となる。
 3月定例会では12日、24年度市介護保険特別会計予算案を即決した。同予算案には、市介護保険条例の改正後の算出方法がすでに用いられている。中島宏明議長は「予算案も委員会付託して、同日審議することが望ましかった。引き続き市には丁寧な説明を求めたい」と話した。

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