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昨秋浸水の狢川 河床の状態良好 東区、10月調査 浜松市議会

 伏木章尋土木部長は、東区積志地区周辺を流れる狢(むじな)川について、10月に調査を実施したところ、堆積土砂はなく河床の状態は良好だったと報告した。2022年9月の台風15号で多数の浸水被害が発生したため堆積土砂の撤去、水草の除去を行っていた。鈴木氏への答弁。
 河川課によると、狢川は浜北区横須賀を起点に中区早出町の馬込川に合流する延長7・1キロの準用河川。10月の調査は合流部から遠州鉄道西ケ崎駅までの5・2キロ区間が対象。土砂は堆積していなかったが水草は繁茂していたため、除去して次の出水期に備える。
 狢川流域は市が見直しを進めている総合雨水対策計画の重点対策エリアで、川の排水能力が低い上に宅地化が進展し、浸水被害につながっている。貯留施設の整備など被害の防止・軽減策を検討する。

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