テーマ : 議会しずおか

沼津市議会100年 初の記念誌発行

 沼津市議会はこのほど、議会開設100周年記念誌を発行した。初の年史。議会が関わった主な出来事を取り上げた当時の本紙記事と写真などで、40ページにわたり1世紀の歴史を振り返っている。

掲載された100年の歴史を振り返る高橋議長(右)と久保田副議長=沼津市議会議長室
掲載された100年の歴史を振り返る高橋議長(右)と久保田副議長=沼津市議会議長室

 1923(大正12)年9月20日、「沼津市會」として開設。27(昭和2)年の「初の男子普通選挙制による市議選、当選者30人」、41(同16)年の「皇軍への感謝電報送付を可決」と時代背景を思わせる出来事を並べたほか、64(同39)年には、アメリカのライシャワー駐日大使が同市の少年に襲われた事件に対する陳謝の決議や、石油コンビナート建設反対決議をともに可決するなど主導的役割を果たしたことにも触れた。
 「音声認識システム導入」(2004=平成16年)、「委員会会議記録をホームページで公開」(21=令和3年)といった議会改革の歩みや、歴代正副議長一覧も掲載した。高橋達也議長は「真剣に議論してきた歴史を感じさせる内容」と話す。

いい茶0

議会しずおかの記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞