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三島市新庁舎整備地選定 民意尊重も「総合的に判断」

 三島市は11日の市議会2月定例会一般質問で、市役所新庁舎整備候補地の選定を巡り、市民1万人を対象に行うアンケートについて「結果は尊重するが、拮抗(きっこう)した場合は(候補地は)総合的な観点で判断する」との方針を示した。村田耕一氏(公明)への答弁。
 新庁舎の整備候補地は、現在地の北田町と南二日町広場の2カ所。市は昨年11月中に整備地決定を予定していたが、市議会や市民の意見が多様だったとし判断を見送った。市は8月をめどに整備地を決定する方針を示している。アンケートは5月に実施し、結果を6月に市議会へ示すという。
 工期については、庁舎機能を維持しながら建て替える現在地と、更地に建設する南二日町広場では「大きな差が生じる」と説明し、現在地では最低でも6年に及ぶとした。南二日町広場は約3年と想定しているという。
 (三島支局・岡田拓也)

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