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静岡県警5人目逮捕 本部長が陳謝 県議会委員会

 静岡県警の大原光博本部長は14日の県議会12月定例会文教警察委員会で、清水署交通課長の現役警部(53)が6日に脅迫とストーカー規制法違反の疑いで逮捕された事態を受け「誠に遺憾。組織を挙げて取り組む不祥事の再発防止策がいまだ道半ばであり、さらなる綱紀粛正の必要性を痛感している」と陳謝した。
 職員の士気には影響は出ていないとして「積極的な職務執行を通じて犯罪、交通事故の抑止などに着々と成果を上げつつある。引き続き再発防止策を実効ある形で着実に進め、士気高い、精強な組織づくりにまい進する」と強調した。
 警部は今年に入って県警5人目の逮捕者。議員からは「一件一件に個別性があり分析は難しいだろうが、不祥事を起こさない体制づくりを強く要望する」「職員の『士気は旺盛』と聞いた。年末年始にかけて(警察の)本分を大いに発揮して」などの意見があった。

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