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静岡県議選 浜松市2選挙区へ 天竜区は強制合区 くじ引き実施見通し

 静岡県議会の議員定数や選挙区などを議論する選挙区等調査検討委員会は19日、県庁で第4回会合を開き、浜松市の行政区再編による同市域の県議選選挙区(定数計15)について、天竜区を強制合区し、これまでの7選挙区から、「中央区(定数12)」、「浜名区・天竜区(同3)」の2選挙区に再編するとの答申案を了承した。今後、同議長に答申し、関連条例案が県議会2月定例会に提出される見通し。

 公職選挙法などの規定に基づく対応。1月1日時点の知事告示人口が16日に告示されたことを受け、各行政区の人口配分で定める算定基準に照らし、強制合区と配当定数が決まった。
 県議会で条例案が可決されれば施行後に、現職県議15人の所属選挙区が住民票のある選挙区に割り振られる。現時点で中央区は11人、浜名区・天竜区は4人で、今後定める基準日までに変更がなければ、浜名区・天竜区の1人が中央区に所属を変更する必要がある。対象となる県議はくじ引きで決める。補選を実施する可否を判断するための暫定的なもので、議員活動への制約はない。
 2027年の次期県議選に向けて、第5回会合から総定数や選挙区、配当定数などの課題整理を始める。

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