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はますくヘルパー制度拡充 子育て世帯の負担軽減へ 浜松市議会

 吉積慶太こども家庭部長は子育て世帯の負担や不安を軽減するため、子育て支援ヘルパーの利用料を市が補助する「はますくヘルパー」制度の拡充を検討していることを明らかにした。石津氏に対して答えた。
 同制度の対象は現在、妊娠中から1歳未満の子供を持つ保護者。食事の準備や洗濯などの家事支援、授乳やおむつ交換などの育児相談といったサービスを市の委託業者が提供し、市が利用料のうち、1時間1050円を負担する。利用は1日2回までの最大4時間。子供が1歳になるまでの利用可能時間は通常50時間以内で、多胎児世帯などは100時間以内となっている。
 吉積部長は子供の対象年齢や利用時間の拡大を検討していると説明し「さらなる育児負担の軽減や孤立感の解消を進めたい」と述べた。
 また、石津氏が子供の一時預かり事業について「リフレッシュのために気軽に利用できるサービスがほしいという子育て世帯のリアルな声がある」と指摘したのに対し、吉積部長は「利用目的や希望する利用時間などさまざまなニーズに対応できるよう子供を預けられる場の充実も検討する」と子育てしやすい環境の整備を進める意向を示した。
 (浜松総局・宮崎浩一)

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