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掛川の課題 水道など3分野、市に政策提言 市議会 

 掛川市議会は27日、1年間の調査研究の成果としてまとめた政策提言を市に提出した。上下水道事業の課題解消と少子化対策、持続性の高い農業推進の3分野。山本裕三議長ら7人が市役所に久保田崇市長を訪ねて提言書を手渡した。

久保田市長に提言書を渡す山本議長(左から5人目)=掛川市役所
久保田市長に提言書を渡す山本議長(左から5人目)=掛川市役所

 水道分野に関して、簡易水道事業で地元負担が大きいとして、会計を市の上水道事業に統合するよう求めたほか、災害発生時に備えて職員の配置見直しも提言した。少子化対策では、子育て支援全般を網羅した実行計画の策定と全庁を挙げた推進を要望した。子育て世帯へのさらなる経済的支援の検討や遊び場の整備拡充も盛り込んだ。
 農業については、大規模農家だけでなく兼業農家などを含めて収入が安定する施策の推進が必要とした。耕作放棄地を解消する取り組みと合わせて、守るべき農地の明確化も求めた。

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