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産業支援センター 農業者も受け付け 菊川市議会、市長答弁

 菊川市の長谷川寛彦市長は6日、2024年3月に開設予定の「産業支援センター」で商工関係者のほか農業者の課題も受け付ける考えを示した。省力化や生産性の向上が求められる農業分野で、IT企業などとのマッチングも視野に入れる。市議会12月定例会で須藤有紀氏(みどり21)の一般質問に答えた。
 センターは事業継承や起業、事業の悩みの相談窓口を想定していて、JR菊川駅前に設ける。コワーキングスペースを併設し、事業者同士の交流を通じて新たな産業を引き出すことを想定する。
 市によると、市内の農業者は就業者の1割近くを占める。センターが経営相談に加え、民間事業者などと関わる機会を生むことで支援の幅の広がりが期待されるという。長谷川市長は「継続的に産業全体を見ていく」とした。
 一般質問には織部光男(無所属)、倉部光世(市民ネット)、渥美嘉樹(至誠の絆)の3氏も登壇した。

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