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不登校児童生徒数大幅増加の見通し 清水町議会一般質問

 清水町は8日の町議会3月定例会で、2023年度の小中学生の不登校児童生徒数が前年度から大幅に増える見通しであることを明らかにした。コロナ禍が続き体調不良で欠席する意識が定着したことなど社会的背景を挙げた一方、個別に理由があるとみて関係者間の情報共有と分析を図るとした。加藤博樹教育総務課長が海野豊彦氏(立志の会)の一般質問に答えた。
 町によると、欠席日数が年間30日以上の不登校児童生徒は19年度(48人)から増加し続けている。22年度は56人。コロナ禍では感染が疑われる発熱などによる休みが出席停止として扱われていたが、5類移行後からは検査で感染が判明しなければ欠席扱いに変わったことも増加要因に考えられるという。
 加藤課長は担任教師による面談や教職員とスクールカウンセラーらの連携を通じて、対応を強化していると説明した。

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