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伊豆市一時保管の産廃土砂処理検討 静岡県議会

 伊豆市大平柿木の宗教法人「平和寺本山」の敷地から産業廃棄物混じりの土砂が市有地や河川に流出した問題に関し、高畑英治くらし・環境部長は、同市が緊急的に除去し、一時保管している産廃や土砂の処分について「県が対応できるか検討していく」と述べた。野田氏への答弁。
 静岡県は、法人の敷地外に流出した土砂や産廃の全量撤去などに向けた行政代執行の準備を進めている。一方、伊豆市はこれまでに流出防止柵を設置し、柵外に堆積した土砂約400立方メートルを除去するなどの緊急措置を講じてきた。
 この産廃や土砂の処理には5千万円以上かかるとみられ、県と市のどちらが負担するか決まっていない。敷地内を含め全ての産廃と土砂を撤去し、市が保管している分も県が処理するよう求めた野田氏に対し、高畑部長は生活環境保全上の支障を調査するとともに、これまでの経緯を踏まえて対応を検討するとした。

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