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「道の駅」候補地、年度内選定 浜松市議会一般質問 野球場整備地の周辺

 浜松市議会11月定例会は4日、山崎とし子(公明党)、石津陽子(市民クラブ)、鈴木恵(市政向上委員会)、花井和夫(自民党浜松)、柳川樹一郎(同)の5氏が一般質問を行った。中野祐介市長は遠州灘海浜公園篠原地区(西区)の県営野球場整備に合わせて検討している「道の駅」新設構想について、本年度中に候補地を選定し、周辺活性化案を作成する考えを示した。柳川氏に答えた。

 市は本年度、道の駅設置に向けた基礎的な調査を実施中。周辺一帯の交通環境や土地利用の現状、地質などを確認し、課題を整理している。
 中野市長は、今後さらに他地域の道の駅にヒアリングをしたり、JR高塚駅までのアクセス道活性化に必要な規制緩和を検討したりと、作業を重ねてにぎわい創出の方策を具体化させる意向を強調した。候補地も絞り込み、調査結果を年度末までにまとめるとした。
 一方で、道の駅設置は県の野球場整備が前提になるとの考えもあらためて示し、「県の進ちょくを見ながら取り組む。多目的ドーム型スタジアムと道の駅の相乗効果で交流人口の増加が見込まれ、県全域に波及効果が広がる」と述べた。
 (浜松総局・宮坂武司)

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