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沼津市議会 傍聴者前年比増 質問日程の明確化奏功

 今回から初めて一般質問の登壇者ごとの日程を明確化した沼津市議会11月定例会の本会議の一般傍聴者は、昨年の11月定例会と比べて2・5倍の延べ67人と大幅に増加した。質問の日時と順番が公表されたことで、市民が傍聴しやすくなったとみられる。
 昨年の4回の定例会(2月、6月、9月、11月)の平均傍聴者は延べ23・7人。今定例会一般質問2日目の今月5日は、会期中の今年1日の傍聴者としては最も多い45人が議場に足を運んだ。9月定例会で市議による議場での「タケノコ発言」と再懲罰処分に起因した騒動や、市有地を駐車場として使用していた市議を市が提訴したことなどで、議会への関心が高まったとの見方もある。
 高橋達也議長は「初めて傍聴に訪れた方もいたようだった。今後も気軽に市民が傍聴できるような環境づくりを一歩ずつ進めたい」と改革の手応えを語った。
 11月定例会は15日、最終本会議を開き、人事院勧告に伴う市職員の給与と、特別職や市議の期末手当を増額する改正条例案など16議案を原案通り可決、承認して閉会した。

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