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御前崎市議会 市長を参考人招致 こども園 調査特別委 議決後変更要求巡り 

 御前崎市議会の議長ら7人が5月末、こども園新設事業の予算を議決後に市に計画変更を求めた問題で原因を究明する市議会調査特別委員会(委員長・阿南澄男市議)は22日、柳沢重夫市長を参考人として招致した。
 柳沢市長は5月31日に行われた市議側との面会で、新こども園事業の実施スケジュール見直しを提案され「(提案に応じることは)無理だと思ったが、まずは寄せられた意見を聞くことにした」と当時を振り返った。6月定例会でも市議から計画再考を求められたが「計画変更するつもりはなかった」と明かした。
 委員からは「無理なことは早い段階ではっきりできないと言うべきだ。もっと毅然(きぜん)とした対応をしてほしい」と指摘され、柳沢市長は「市民や議員の意見をしっかり聞くというプロセスを大切にしている」と述べた。
 新こども園は白羽幼稚園と白羽保育園、御前崎こども園を統合し、2025年4月に開園する予定。事業者選定のプロポーザルを行った結果、島田市の社会福祉法人が運営する。
 (御前崎支局・市川幹人)

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