テーマ : 教育・子育て

校内養蜂の蜂蜜どうぞ 藤枝北高生、4日文化祭で販売 瓶詰めに特製ラベル

 藤枝北高食品サイエンス部の生徒は、4日の文化祭に向けて、校内で飼育するミツバチから採取した蜂蜜の販売準備に取り組んでいる。今春に採取した蜜は計46キロ。文化祭では150グラムの瓶詰め商品「フラワーハニー~藤北のめぐみ~」を1本千円(税込み)で売る。

文化祭で販売する蜂蜜の瓶詰め商品=藤枝北高
文化祭で販売する蜂蜜の瓶詰め商品=藤枝北高
伊東教諭(左)の指導を受けながら、ミツバチの成育状況を確認する生徒
伊東教諭(左)の指導を受けながら、ミツバチの成育状況を確認する生徒
文化祭で販売する蜂蜜の瓶詰め商品=藤枝北高
伊東教諭(左)の指導を受けながら、ミツバチの成育状況を確認する生徒

 昨年度、民間研修で浜松市北区の長坂養蜂場に出向した同校の伊東鋭次教諭(40)が、学んだ技術とノウハウを生徒に還元するために、本年度から学校敷地内に養蜂の準備を始めた。「藤北はちみつプロジェクト」と題し、生徒は伊東教諭の指導を受けながら、ミツバチが蜜を集めやすい環境作りや女王蜂の観察と管理などを行ってきた。
 生徒は1日、デザインしたラベルを瓶詰め商品に貼り、販売の準備を整えた。来春の蜜の採取に備え、敷地内の養蜂箱に入っている10枚の巣板を1枚ずつ取り出して、卵の有無やミツバチの成育状況も確認した。
 養蜂する1年の田之口瑞喜さん(15)は「先生の指導でミツバチの知識を得られた。最初は怖かったけど、今ではかわいく感じる」と笑顔を見せ、1年の千沢琉太さん(16)は「ミツバチが頑張って作った蜜がみんなの手に届くのはうれしい」と話した。
 (藤枝支局・青木功太)

いい茶0

教育・子育ての記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞