テーマ : 教育・子育て

脱炭素実現へ意見交換 浜松開誠館中・高生 国内外とオンライン

 浜松市中区の浜松開誠館中・高は、気候変動について考えるシンポジウムを同校で開いた。「小中高全世界気候サミット」を行い、国内外の中高生が脱炭素社会の実現に向けてオンラインで意見交換した。

オンラインで意見交換した生徒ら=浜松市中区の浜松開誠館中・高
オンラインで意見交換した生徒ら=浜松市中区の浜松開誠館中・高

 磐田市立竜洋中、鹿児島県立錦江湾高、長野県立白馬高のほかモンゴルの2校が参加した。モザンビーク在住で元競泳日本代表の井本直歩子さんやオーストラリアの競歩選手から現地の自然災害の高頻度化や、高温化のアスリートへの影響などについて報告を受けた。
 実行委員長の榑林あに香さん(浜松開誠館高2年)が、気候変動に関する環境教育を授業に取り入れることや、スポーツ選手の健康や安全を守る対策を講じるよう行政などに求める大会宣言を発表した。「Z世代の意見や疑問は大人や行政の代表に届くよう強く発信していく」と話した。

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