テーマ : 教育・子育て

手作りカフェでおもてなし 地域住民らと交流深める 浜松市中区・八幡中

 浜松市中区の八幡中でこのほど、発達支援学級の生徒が喫茶店の企画運営に取り組む「小鳩カフェ」が開かれた。1~3年生43人が接客などを通じ、保護者や地域住民らとの交流を深めた。

客に飲み物を提供する生徒=浜松市中区の八幡中
客に飲み物を提供する生徒=浜松市中区の八幡中

 生徒は4グループに分かれて「レトロ」や「祭り」など思い思いのコンセプトのカフェを企画した。店名は生徒たちで決定し、店内の飾り付けなどの準備も担ったほか、1カ月かけて接客の練習も重ねてきた。この日は飲み物と菓子を提供して会計も行い、訪れた保護者らは生徒が一生懸命活動する姿に笑顔を見せた。
 社会的自立に向けた取り組みの一つとして、学校公開日に合わせて毎年実施している。3年の東樹春花さん(14)は「大勢の地域の皆さんに来ていただき、楽しんでもらえたので良かった。小鳩カフェを通じてみんなで協力することの大切さを学んだ」と振り返った。
 (浜松総局・仲瀬駿介)

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