テーマ : 教育・子育て

相賀小 閉校前最後の稲刈り 児童と住民交流 37年の伝統に幕 島田市

 島田市の相賀小の全校児童30人はこのほど、近隣の学校田で本年度末の閉校を前に最後の稲刈りを行った。地域住民でつくる「田んぼボランティア」の指導のもと、丁寧に稲を刈り取った。

閉校前最後の稲刈り=島田市
閉校前最後の稲刈り=島田市

 同校が地域交流の一環として1986年以降、毎年実施してきた。学校田は6月に児童らが田植えを行い、成長を見守ってきた。黄金色に染まり収穫の時期を迎えた稲を鎌で収穫した。今後、精米し児童や田んぼボランティアらに配る予定。同校6年の中村月人君(12)は「難しかったけど、初めてやった時よりもずっと楽しくできてよかった」と笑顔を見せた。
 大塚礼子校長は「37年間という長い間、多くの地域住民に支えてもらい続けることができた」と感謝した。

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