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テーマ : 牧之原市

農水産物輸出支援へ 中部5市2町が首長会議 牧之原

 連携中枢都市圏を形成する県中部5市2町(静岡、島田、焼津、藤枝、牧之原各市と吉田、川根本両町)は13日、首長会議を牧之原市内で開いた。2024年度の連携事業として、圏域の農水産物の輸出拡大を支援するプラットフォーム構築や、観光を核にした脱炭素推進事業を検討することを決めた。

24年度の連携事業などについて議論を交わした中部5市2町の首長=13日午後、牧之原市内
24年度の連携事業などについて議論を交わした中部5市2町の首長=13日午後、牧之原市内

 5市2町は、特産品として共通するお茶を中心とした農産物や水産物をメインに海外拠点を設け、現地での持続的なセールスプロモーションや商談成立に向けて支援する。北米やアジアなど需要が高い地域を予定エリアとし、事業効果などを踏まえて事業者の選定を行う。会長の難波喬司静岡市長は「単なる産品の輸出拡大ではなく、圏域のツーリズムと結びつける。食を生かして観光を促進していきたい」と述べた。
 23年度から継続している脱炭素先行地域選定については、5市2町が独自性を打ち出し24年8月の応募に向けて検討を進める。脱炭素の機運が国際的に高まる中、持続可能な取り組みを観光的な側面にも活用していくモデルの構築を目指すとした。
 会議は非公開で、終了後に各首長が記者会見した。

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