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テーマ : 牧之原市

バス車内からの救助要請を実践 下田の園児 動作確認

 下田市教委は19日、通園バスの安全装置の作動訓練を下田認定こども園で実施した。車内に取り残された事態に備え、園児がバス車内からの救助要請を実践した。

バス車内のボタンを押す園児=下田市の下田認定こども園(写真の一部を加工しています)
バス車内のボタンを押す園児=下田市の下田認定こども園(写真の一部を加工しています)

 昨秋に牧之原市で発生した送迎バス園児置き去り死事件を機に、通園バスへの安全装置の設置が義務化された。市教委は6月に約30万円を投じてバス2台に安全装置を整備した。
 訓練には5歳児クラスの約30人と運転手らが参加した。安全装置は乗降口付近のボタンを押すと、クラクションが周囲に鳴り響きハザードランプが点滅する仕組み。園児は一人ずつボタンを押して動作を確認した。土屋さくらちゃんは「大変な時にはちゃんとボタンを押します」と約束した。
 笹本ゆかり園長は「とにかく大事なのは人数点呼などを徹底すること。安全装置は補助的な手段」とした上で、園児に装置の作動方法を定期的に伝えるとした。

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