国道150号BP 整備促進要望 国に志太榛原3首長
牧之原市の杉本基久雄市長、御前崎市の柳沢重夫市長、吉田町の田村典彦町長が29日、国土交通省で西田昭二政務官と面会し、志太榛原地区の国道150号バイパス(BP)の整備促進を要望した。事業中区間の着実な工事進展と未着手区間の事業化を通じて、全線4車線化による供用を早期に実現するよう訴えた。
焼津市から牧之原市にかけての駿河海岸の津波、高波対策なども、予算を確保して進めるよう求めた。杉本市長らは、BPと海岸保全施設が同時並行的に整備されることで、地域の防災力向上や住民の安心・安全につながると説明した。
西田氏は「重要性は理解している」と述べ、国土強靱化(きょうじんか)の観点からも前向きに取り組む姿勢を示したという。自民党の井林辰憲氏(衆院静岡2区)が同席した。