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テーマ : 牧之原市

牧之原市長、内閣府など訪問 道の駅、観光振興 支援要望 

 牧之原市の杉本基久雄市長は31日、内閣府のデジタル田園都市国家構想実現会議事務局などを訪ね、坂部地区に開業を計画している道の駅の整備や大河ドラマを契機とした観光振興への支援を要望した。

道の駅の整備計画を内閣府の担当者に説明する杉本市長(左)=内閣府
道の駅の整備計画を内閣府の担当者に説明する杉本市長(左)=内閣府

 茶を中心とした地域農業の衰退を食い止めるため、道の駅を拠点にした特産品の6次産業化に取り組む構想を説明した。6月に開港15周年を迎える静岡空港の周辺振興の「集大成になる」と強調し、事業費補助を訴えた。
 2025年放送予定の大河ドラマに江戸幕府老中、相良藩主を務めた田沼意次が登場するとも紹介。歴史文化を生かした観光交流事業を行うとして交付金を求めた。担当者は道の駅構想について「まさに地方創生。できる限り支援したい」と応じた。
 文部科学省で安江伸夫政務官とも面会し、市内の10小中学校を2校の義務教育学校(小中一貫校)に再編する際に必要な施設整備への補助を要望した。杉本市長は校舎と屋内運動場に限られている補助対象の拡大を挙げ「親が牧之原で学ばせたいと思うような新しい学校づくりに挑戦したい。若者人口の増加につながっていく」と話した。
 (東京支社・山下奈津美)

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