松崎特産の桑葉 収穫始まる 特支生徒ら作業に汗
松崎町で2日、特産品の桑葉の収穫が始まった。同町伏倉の企業組合「松崎桑葉(そうば)ファーム」(土屋嘉克代表理事)の畑付近では、従業員や伊豆の国特別支援学校伊豆松崎分校の生徒が収穫作業に汗を流した。作業は1週間ほど続く。
桑葉は同組合の工場で荒茶加工し、外注先の牧之原市で粉末化して「桑葉茶」として販売されている。同組合によると、今夏は猛暑だったが、雨量が適切で生育状況は良好という。従業員らは、畑で桑の枝を切って近くの工場前に運び、枝から葉をそぎ落とした。
同組合は2014年に設立され、耕作放棄地を活用した桑葉の生産事業を本格化した。今年は桑葉を使ったスイーツの販売を始めるなど商品開発にも力を注いでいる。