新設小中一貫校 理想形は 牧之原市、高校生から意見募る
牧之原市は21日、学校再編計画として2030年度以降に市内で開校を予定する義務教育学校(小中一貫校)の設備について地元高校生から意見を募る座談会を市内で開いた。
座談会には探究学習の一環で地域の児童と交流を深めている相良高の2年生が参加。生徒らは市職員から学校設備の基本的な考えが示された「市義務教育学校学校設備整備基本構想・基本計画案」について説明を受けた後、高校生の目線から意見を述べた。生徒からは「気軽に悩みを相談できる場所」「教室外での勉強スペース」などの設備面での意見に加え「多様性を認める校風が良い」といった要望も聞かれた。
22日には榛原高で座談会を開催する。市教委は座談会や現在実施中のパブリックコメントの意見などを踏まえ、来年1月中に同計画を策定する方針。