静岡の茶草場農法 世界農業遺産認定10周年でツアーや式典 10月、掛川
伝統的な茶栽培法「静岡の茶草場農法」の世界農業遺産認定10周年を記念した式典が10月20日、掛川市の掛川グランドホテルで開催される。翌日の21日は認定地域を回る日帰りバスツアーを実施する。
県や同市などでつくる推進協議会が主催。式典では世界農業遺産等専門家会議の武内和彦委員長が「世界農業遺産と静岡の茶草場農法」をテーマに基調講演するほか、中国と韓国の認定茶産地の紹介やパネル討論も行われる。
ツアーは、掛川市、菊川市・牧之原市、島田市、川根本町の4コースで実施。茶畑や茶工場見学、呈茶体験などが楽しめる。
申し込み期限は式典が9月20日、ツアー10月13日。問い合わせは県お茶振興課<電054(202)1488>へ。