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テーマ : 牧之原市

日本語学び編入学円滑に 外国籍の児童生徒サポート 牧之原で教室開講

 牧之原市でこのほど、日本語の習得が不十分な外国籍の児童生徒をサポートする日本語初期支援教室「いっぽ」が同市片浜のカタショー・ワンラボで開講した。外国籍住民の増加が進む中、子どもたちが日本語の読み書きや日常会話などを重点的に学び、市内の小中学校への編入を円滑につなげる。

開講式に臨む児童生徒ら=牧之原市片浜のカタショー・ワンラボ
開講式に臨む児童生徒ら=牧之原市片浜のカタショー・ワンラボ


 対象は市内在住で市内の小中学校に編入学を希望する外国籍の児童生徒など。市教育委員会との面談を行った上で受講する。平日に6時間、基礎的な読み書きや算数、数学などを学ぶ。受講期間は習熟度に合わせ3~6カ月としている。運営は旧片浜小を拠点に人材や産業などの面で地域活性化に取り組むマキノハラボが市から受託する。
 開講式にはブラジル国籍の小中学生6人が集まり、教員紹介などが行われた。マキノハラボの浅野拳史社長は「文化や言葉の違いを乗り越えて安心して学べる場を提供することを目指す。楽しく一緒に勉強していこう」と受講生に呼びかけた。
 (榛原支局・足立健太郎)

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