土地区画整理 工事の安全祈願 相良牧之原IC北側
牧之原市の東名高速道相良牧之原インターチェンジ(IC)北側で開発が進む土地区画整理事業造成工事の安全祈願祭がこのほど、同所で開かれた。本格的な着工を前に地権者や工事、市関係者ら約60人が、工事の無事を願った。
同所の開発は産業振興や雇用の創出、定住人口の増加を目指して市が第3次総合計画の重点施策に掲げる事業。22・6ヘクタールの土地(同市東萩間)に大型商業施設や物流を中心とした産業施設、住宅地を整備する構想を掲げる。
祈願祭では地権者でつくる土地区画整理組合の鈴木芳明理事長が「ここまでこられたのは関係者の多大な協力のたまもの」と話し、杉本基久雄市長は「この地域は陸海空の交通ポテンシャルの高い場所。官民が連携し、市全体の活性化につなげていきたい」と強調した。
施工期間は2027年3月31日までの予定。事業費は29億7600万円を見込む。