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テーマ : 富士市

静岡市、事業者のごみ処理手数料 2024年10月にも値上げへ 

 静岡市は市内事業者が排出したごみの廃棄について、2024年10月にも処理手数料を値上げする方針を固めた。処理原価との差を縮め、近隣自治体と均衡を図る狙い。事業者が自らごみ処理場に運搬する場合、100キロごとに1100円としている手数料を1500円へ引き上げる。2日までの関係者への取材で分かった。
 同市では、事業者が自ら処理場にごみを運搬する場合と、市が収集運搬する場合で異なる手数料を設定している。処理原価は、事業者が自らが運搬する場合は100キロ当たり2334円で、市が収集運搬する場合は45リットルのごみ袋1個につき331円、20リットルのごみ袋1個につき145円。今回の料金改定で事業者が運搬する場合の手数料を400円引き上げ、市が収集運搬する場合の手数料は45リットル1個につき270円(現在は192円)、20リットル1個につき120円(同84円)に値上げする。
 関係者によると、近隣の富士市、富士宮市は100キロ当たりの手数料が1500円。料金改定によって処理原価との差額を小さくすることや、他自治体の事業者からのごみの流入を防ぐ狙いもあるという。
 市は関連議案を2024年の2月定例会に提出する。可決されれば、周知期間を設けた上で24年10月にも料金改定を実施する方針。

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