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テーマ : 富士市

能登地震 支援を本格化 緊急援助隊 第2陣派遣 静岡県東部各消防本部

 石川県能登地方を震源とする能登半島地震を受け、静岡県東部の市町などは4日、被災地支援への動きを本格化させた。救助活動や必要な水の確保に向け、職員を現地に派遣するとともに、義援金の受付も始まった。

第2陣の隊員7人を送り出す出発式=御殿場市の御殿場市・小山町広域行政組合消防本
第2陣の隊員7人を送り出す出発式=御殿場市の御殿場市・小山町広域行政組合消防本


 地震が発生した1日夜から被災地に県緊急消防援助隊を派遣している県東部の各消防本部は4日、第1陣の隊員と交代して現地に入る第2陣の隊員を出発させた。予備燃料や追加の資機材、保温器具、非常食などを車両に積み込んだ。7日までの3日間、活動する。
 第1陣の隊員8人が珠洲市で救助活動を行っている御殿場市・小山町広域行政組合消防本部は第2陣の消火部隊5人、後方支援部隊2人が被災地に向かった。現地でテントを張って活動を続けているが、「極寒で眠れない」と過酷な状況を伝える報告が入っているという。勝間田誠司消防長は「体調を整え、けがをしないことが長く良い活動につながる」と健康と安全を最優先するよう求めた。
 駿東伊豆消防本部は本部と5消防署に所属する9隊31人を第2陣として向かわせた。富士山南東消防本部は救急隊など4隊16人、富士市消防本部は西消防署特別救助隊など3隊13人、富士宮市消防本部は1隊8人、熱海市消防本部は7人、下田消防本部は6人を派遣した。

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