懸垂幕お披露目 田子の浦港PR 富士
富士市の田子の浦港をアピールする懸垂幕が10日、市内の田子の浦埠頭(ふとう)前田倉庫付近の交差点にお目見えした。1月まで同じ場所にあった大型看板を同港の管理事務所がリニューアルし、新たな広告塔としてPRしていく。
老朽化による倒壊の恐れがあるとして大型看板を外した後、残った柱に縦7・5メートル横1メートルの懸垂幕2枚を掲げた。「やっぱイイじゃん田子の浦港」「富士山と田子の浦港とずっといっしょ」と記し、富士山やシラス漁のイラストも添えた。
港周辺の観光振興を目指す女性でつくる「たごのうら港区女子」が文言やデザインを考案した。同団体のリーダーを務める鈴木加奈子さん(36)は「大きな観光資源である富士山を活用しながら、港が発展してほしい」と思いを語った。
10日には近隣で家族連れ向けのイベントも開催。シラス漁の網を保管する「網小屋」内に軽食やゲームコーナーが並び、多くの来場者でにぎわった。