富士の障害者ら「はたちの式典」 恩師ら祝う
富士市は14日、障害など身体的、精神的な理由で「はたちの記念式典」に出席しなかった人を対象にした「もうひとつのはたちの記念式典」を同市の教育プラザで開き、富士特別支援学校の卒業生ら8人が門出を祝った。
代表者が森田嘉幸教育長から記念品を受け取った。同校の恩師のメッセージ動画を上映し、小長井義正市長が「皆で節目を祝い、これからのことを考え、話し合う機会にしてほしい」と激励した。
この日の式典は、大人数や長時間の中での出席が負担になる人に向けて約20分間で実施した。参加者はスーツや振り袖姿で来場し、保護者らとの記念撮影などを楽しんだ。