自閉症、音楽で伝える 「啓発デー」合わせライブ イオンタウン富士南
「世界自閉症啓発デー」の4月2日を前に、県自閉症協会富士支部は31日、症状や患者への理解促進を目的にしたライブイベントを富士市のイオンタウン富士南で開いた。
自閉症の兄を持つシンガー・ソングライター相原由貴さん(30)=同市=がキーボードの弾き語りを披露した。相原さんは、兄を理解しようとする気持ちで作詞した曲などを演奏。患者の特徴として、対人関係が苦手な点やこだわりが強い点などを伝えた。来場者に「困っている人に気が付いたら声をかけてみてほしい」と呼びかけた。