静岡から能登へ 石川県関係者メッセージ
石川県能登半島地震が発生して１カ月半。被災地では仮設住宅への入居など復興に向けた歩みが始まっていますが、物心ともに支援活動の長期化は避けられません。静岡県内で暮らす石川県出身者やゆかりのある方々から古里を思い寄せられたエールを紹介します。
金沢大卒の会社役員遠藤典生さん（６９）＝富士市＝「大学時代はヨット部に所属した。七尾湾での活動が思い出深いです。輪島朝市の惨状などはショックでしかありません。復興には時間がかかりますが、観光や消費などで貢献していきたいです」
金沢大卒の会社員岡嶋基晴さん（５５）＝静岡市駿河区＝「大学時代、能登半島にある千里浜のゴルフ場でアルバイトをしていました。お世話になった関係者の皆さまの一刻も早い復興を心よりお祈りしています」
金沢大卒の地方公務員山田琢也さん（５８）＝藤枝市＝「学生時代を過ごした石川県。夏休みには毎年珠洲で合宿し、地域の皆さんに温かく迎えていただきました。穏やかな能登半島の風景が一日でも早く戻るよう願っています」
金沢市出身の会社役員望月幸子さん（８４）＝静岡市駿河区＝「昨年輪島市に旅行に行き、キリコ会館に寄ったり朝市でわらじをお土産に買ったりした思い出が鮮明に残っています。私が石川出身と知る奉仕活動仲間が心配して声をかけてくれます。静岡から少しでも復興への思いを届けたいです」
輪島市出身の会社員元岡忠一さん（４６）＝浜松市中央区＝「復興復旧には長い時間が必要です。心はふるさとにあります。ずっと応援し続けます」
輪島市出身の元自衛官松下（旧姓木村）誠二さん（６３）＝浜松市中央区＝「輪島レーダーサイト（航空自衛隊輪島分屯基地）の皆さん。自身やご家族が被災された方もいらっしゃる中、自衛官の使命として災害支援を果たしていただきありがとうございます。復興に向け引き続き頑張ってください」
輪島市出身の中村志津枝さん（７５）＝浜松市浜名区＝「輪島には１８歳までいました。荒波にも負けずめげないのが輪島根性！ 私たち出身者の心も輪島とともにあります。がんばろう輪島」
輪島市出身の近藤元さん（７９）＝静岡市駿河区＝「実家のある輪島市はまだ水が出ないなど困難が続いています。輪島塗など伝統文化や産業が早く元通りになるよう支援していきたいです」
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