富士市の財政解説 読本分かりやすく 市長、議会で作成方針
富士市議会2月定例会は7日、一般質問を行った。小長井義正市長は、小学校高学年レベルで市の予算や重点事業を理解できる「財政読本」を作成する考えを示した。藤田哲哉氏(心政富士)への答弁。
市はこれまで、予算や決算の状況、歳入歳出別の構成割合などをイラストやグラフを使って広報に掲載してきた。予算書や説明資料もウェブサイトで公表するなどしてきたが「必ずしも分かりやすい表現や見やすい構成になっていない」として、情報提供への配慮が課題になっていた。
財政読本は専門用語や難しい表現を控え、イラストや漫画を使って解説するイメージ。他市の事例を参考に研究を進めるという。作成方法や完成時期は未定。