災害備え ポリ袋調理挑戦 富士東高で教室
富士市地域保健課はこのほど、同市の富士東高でパッククッキング教室を開いた。同校と富士特別支援学校富士東分校の生徒約30人がツナとワカメを使ったおにぎり作りに挑戦した。
生徒はポリ袋に米や水、具材、麺つゆなどを入れて混ぜ、沸騰したお湯でゆでた。約30分後にお湯から袋を取り出して、おにぎりの形に整えた。
生徒に防災への理解を深めてもらおうと、同課の職員が講演も行った。パッククッキングについては「ライフラインが使えなくても作れる方法として覚えてほしい」と説明。「避難所のおにぎり作りで発生しやすい食中毒は」などと災害時の衛生に関するクイズも用意した。