あなたの静岡新聞
▶ 新聞購読者向けサービス「静岡新聞DIGITAL」のご案内
あなたの静岡新聞とは?
有料プラン

テーマ : 富士市

田子の浦港に帆船、水陸両用バス 富士でポートフェスタ 海自輸送艇も初着岸

 富士市は19日、「田子の浦ポートフェスタ2023」を田子の浦港で開いた。帆船や水陸両用バスなどが同港に集い、来場者がショートクルーズや船上での体験などを楽しんだ。

帆船「みらいへ」に乗る来場者=富士市の田子の浦港
帆船「みらいへ」に乗る来場者=富士市の田子の浦港

 航海練習帆船「みらいへ」、海外の著名人を多く乗せたことで有名な帆船「オーシャンプリンセス」、山梨県山中湖などで運行する水陸両用バス「KABA」が寄港し、港周辺を30分~2時間かけて回った。「みらいへ」では乗客が力を合わせてロープを引き帆を張る「セイルドリル」を体験した。
 物資や車両を海岸などへ揚陸させる海上自衛隊の「輸送艇2号」が同港に初着岸し、一般公開された。来場者は艇内の応急用具や作業艇といった設備を間近に観察。揚陸時に船首から陸に下ろす斜めの板「バウランプ」の動作が実演されると多くの来場者がスマートフォンを構えた。
 湾内の物流業について知ってもらおうと子ども向けのフォークリフト体験も企画された。富士市の観光大使かぐや姫の近藤綾乃さんが「一日艇長」を務め、海上自衛隊の制服を着用して来場者を出迎えた。
 (富士支局・沢口翔斗)

いい茶0
▶ 追っかけ通知メールを受信する

富士市の記事一覧

他の追っかけを読む