脱炭素実現へ協定 富士市、3事業所と締結
富士市はこのほど、市内の3事業所とゼロカーボンシティーの実現に向けたパートナーシップ協定の締結式を市役所で行った。
1月までに協定を結んだジヤトコ、伊藤金物と、この日に締結したホテイフーズコーポレーション富士川工場。国と市が目指す2050年温室効果ガス排出量実質ゼロと合わせ、30年度までに13年度比47%削減とする市の目標を踏まえた取り組みを進める。
協定事項は、事業所のサイトなどに削減目標を公表するほか、市への成果の報告、温暖化対策の計画策定など。締結式は各事業所の代表者が小長井義正市長と意見を交わし「1社では難しい目標達成も、行政や他の企業と連携して成果を挙げたい」「なぜやるか、どうやるかということを皆で考え、機運を高めたい」などと意気込みを語った。
市との同協定は、旭化成富士支社と丸富製紙が既に締結している。