流ちょうな日本語 夢や目標語る 沼津で外国人留学生スピーチコンテスト
NPO法人静岡YMCAは24日、「外国人留学生日本語スピーチコンテスト」を沼津市のプラサヴェルデで開いた。ミャンマー出身で富士山日本語学校=富士市=のメージンさん(23)が優勝した。
多様性を受け入れ、より良い国際社会の構築に向けて自ら考えて行動する「グローバル人材」の育成が狙い。国内滞在歴が4年未満で、県東部に住む5カ国の10人が出場した。
関係者が見守る中、出場者は日本でのアルバイト経験から学んだことや将来の夢、目標などを5分以内で話した。メージンさんは母国の悲惨な軍事衝突から感じた平和の尊さなどを流ちょうな日本語で披露した。
2位にメイ・トウ・ピョーさん(グランジャーグローバルアカデミー)、3位にはエルデネドルジ・ブルガンエルデネさん(A.C.C.国際交流学園)が選ばれた。