長距離競技 腕の使い方指導 東京パラ銅の堀越さん、富士で教室
東京パラリンピックフルマラソン銅メダリスト堀越信司さん(NTT西日本)を迎えた陸上教室が24日、富士市の富士総合運動公園で開かれた。知的障害や目に障害のある子どもらに長距離の走り方のこつを伝えた。
参加者は両手に水の入ったペットボトルを持って走り、腕への力の入り方を確認。堀越さんは、腕を体に近い位置で細かく動かすことで負担を軽減できると伝えた。効率的に走れる足の使い方も説明し「少しずつ自分の力を消費していく方法を習得するべき」と強調した。
主催したNTT西日本静岡支店の担当者は「陸上教室を通して障害者スポーツの発展に貢献できれば」と話した。