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限定２コース　ＭＴＢで疾走　富士でイベント

　東京電力パワーグリッドと富士市などは２３日、マウンテンバイク（ＭＴＢ）で同市の富士山こどもの国周辺のコースを走るイベント「ＦＰＴチャレンジ２０２３秋」を開いた。参加者約１００人が普段は開放していない林道を含む特別なコースでスリルを楽しんだ。

　送電鉄塔の巡視路をＭＴＢ専用の常設コースとして整えた走行距離１８・８キロ、高低差２５４メートルの「フジヤマパワーライントレイル」、市の林道を活用した走行距離９・３キロ、高低差２２９メートルの「グラベルライドコース」の２コースを用意した。
　フジヤマパワーライントレイルは、同イベント限定のコースとして、舗装道路を通らないルートに変更した。参加者は急傾斜や岩場、階段をダイナミックな動きで駆け抜けながら、紅葉や富士山の自然を楽しんだ。初心者向けにＭＴＢの乗り方教室も開いた。東京電力パワーグリッドは東京五輪に合わせて２０２０年にフジヤマパワーライントレイルを開設。定期的に走行イベントを開催している。

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