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テーマ : 富士市

今夏の観光施設客5.1%増 静岡県内、猛暑と台風で伸び悩む

 静岡県は24日までに、静岡県内主要観光施設の夏季期間(7、8月)の入り込み状況を2022年同期比5・1%増の433万7847人だったと発表した。増加要因に新型コロナウイルス感染症の5類移行を挙げた一方で、連日の猛暑や台風の影響で外出を控える傾向があり伸び悩んだと分析した。
夏季期間来場者の2022年比増加率上位10施設
 42施設を対象に調査した。コロナ禍前の19年同期比は85・6%にとどまった。22年比の入り込み客で最も増加率が高かったのは掛川城(来場者数2・1万人)で178・4%増。続いて、44・5%増の富士山世界遺産センター(同2・9万人)、39・9%増の森町体験の里アクティ森(同2・1万人)、35・6%増の日本平夢テラス(同7・7万人)など。20・1%増の9万人が来場した三保松原文化創造センター「みほしるべ」は、クルーズ船の寄港によりインバウンド(訪日客)が増えた。
 入り込み客数が最も多かったのは22年同期と同様に富士市の道の駅「富士川楽座」で、75・7万人だった。
 県内16市町55カ所の海水浴客数は22年比3・7%増の92万7794人。16市町のうち半数が22年を上回り、東伊豆町(48・6%増)や松崎町(40・4%増)で増加が目立った。19年比では全体で68・2%。
 (政治部・大沼雄大)

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