東伊豆町の記事一覧
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「ベビーファースト運動」参画 子育て支援鮮明に 東伊豆町
東伊豆町は27日、子供を産み、育てやすい社会の実現を目指す「ベビーファースト運動」に参画したと発表した。下田青年会議所の呼び掛けに応じ、子育て世代を支える姿勢を鮮明にする狙い。県内自治体では県に続き2例目で、市町単位では初という。 同運動は日本青年会議所が全国で企業や自治体に賛同を呼び掛けていて、参画に伴って具体的な行動などを求めている。東伊豆町は既に新生児への祝い金支給や不妊治療費、子育て用具の購入費の助成、イベント時の授乳・おむつ替え用テントの貸し出しなどを実施していて、さらに取り組みを推し進める。 同日の町役場での定例記者会見で岩井茂樹町長は「自治体の“消滅危機&rdq
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間近で観察 小型のフクロウ人気 伊豆アニマルキングダム
東伊豆町の伊豆アニマルキングダムで、来園者が至近距離で観察することができる小型のフクロウ「アフリカワシミミズク」が人気を集めている。 赤道南のアフリカに生息し、体長は40センチ程度。総じて穏やかな性格で、同園に8羽いる中でも特に温厚な1羽をこのほど入り口近くに移動した。1日数回、飼育員による飛行訓練を実施している。 台座の上にちょこんと止まり、微動だにしない姿は人形のよう。東京都から訪れた青木隆宗さん(32)は「遠くから見たら像かと思った。こんなに近くで見られるなんて」と喜んだ。
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児童ら特産キンメ学ぶ 静岡銀行、東伊豆でイベント
静岡銀行は25日、児童が地域産業に触れるイベント「しずおかキッズアカデミー」を東伊豆町稲取で開催した。26日まで県東部の小学4~6年生12人が特産品や基幹産業を学ぶ。 初日は町役場で伊豆漁協稲取支所運営委員長の鈴木精さん(70)=同町=からキンメダイの水揚げ事情を学習した。鈴木さんはキンメダイが稲取の温泉街で重宝された結果、評判が全国に広まっていったと解説。児童たちは受講後、町内の3旅館で夕食の配膳を体験した。 26日は日本三大つるし飾りの一つともされる雛(ひな)のつるし飾りの制作に取り組む。 静岡銀行は郷土愛の醸成などを狙いに同様のイベントを各地で開催していて、今回は稲取温泉旅館協同
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まちづくり助言に森田さんを委嘱 東伊豆町
東伊豆町はこのほど、首都圏と本県のマッチングなど地方創生事業を展開する「うさぎ企画」(長泉町)代表の森田創さん(48)=同町=をまちづくりアドバイザーに委嘱した。町内の公共交通施策に助言を受ける。 森田さんは国の地域交通に関する研究会のメンバー。同社設立前は東急で鉄道やバス、タクシーなどを結びつける2次交通統合型サービス「観光型MaaS(マース)」の立ち上げに尽力し、独立した。町役場で岩井茂樹町長から委嘱状を受け「東伊豆の永続的な交通システムの形成の力になりたい」と言葉に力を込めた。岩井町長は「森田さんの力を借り、全国的な問題解決の先駆けを目指したい」と期待を寄せた。 同日は町の地域公共
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参院選 経済対策「議論を」 山積課題に“光”求め 静岡県民の声
参院選が22日公示、7月10日投開票に決定し、与野党が事実上の選挙戦に入った15日、静岡県民からは円安や景気悪化などを背景に経済対策の議論の深まりを求める声が上がった。候補者と有権者の距離が遠い選挙といわれる参院選で、新型コロナウイルス禍からの経済回復や活性化につながる施策、若者に寄り添った説明などを求める意見も聞かれた。 「長引く不景気を何とかしてほしい」。東伊豆町の会社員稲村智子さん(53)は切実に訴える。「円安で日本だけ給料が上がっていないという報道を見るが、コロナ禍前からそうだった」と改善策を求める。沼津市の保険代理店経営後藤知彦さん(55)は「コロナ禍で保険の解約やより安い保険に
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旅館にふるさと納税自販機 東伊豆町 返礼品はキンメダイや宿泊券
観光客の皆さん、温泉に漬かった後はふるさと納税を活用して再訪を-。東伊豆町は10日、「ふるさと納税自販機」をお披露目した。宿泊施設に設けられた自販機でクレジットカード決済すれば、ふるさと納税制度の寄付金として扱われ、すぐに特産品や宿泊券などと交換できる仕組み。町はタブレット端末も活用して他施設でも同様の取り組みを実施する意向で、複数箇所で多面的に“現地寄付”を推進するのは全国でも初という。 「キンメダイの塩焼き」「露天風呂付き客室ペア宿泊券」-。同町稲取の稲取銀水荘に設けられた自販機には、温泉地を代表する返礼品の数々がタッチパネルに表示されている。同日関係者が集まり
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観光振興に注力 補正予算に盛る 東伊豆町
東伊豆町は9日の町議会6月定例会最終本会議で可決された2022年度一般会計補正予算に、町内の観光振興費などを盛り込んだ。当初予算は岩井茂樹町長の就任前だったため骨格予算とし、6月補正で肉付けした。 補正予算は1億7500万円を追加し、総額56億4900万円となった。宿泊割引キャンペーン事業の補助金として2200万円を計上。町民や賀茂地域の住民らに対し、町への在住状況に応じて町内施設での宿泊費や飲食費を補助する。 情報配信推進事業補助金500万円も盛り込んだ。無料通信アプリLINE(ライン)の町公式アカウントを活用し、登録者に飲食店や宿泊施設の割引サービスを提供する。 65歳以上を対象に
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町営風力発電所の民営化、引き続き推進 東伊豆町長
東伊豆町の岩井茂樹町長は9日、町議会6月定例会の最終本会議で、故障で稼働停止している町営風力発電所の民営化について、引き続き推進するとの考えを強調した。 岩井町長は円安の進行やロシアのウクライナ侵攻に端を発する資源高騰に触れ「社会情勢により事業を取り巻く環境は厳しくなっているが、民間事業者は必要な準備を進めている」と説明した。一般質問で藤井広明氏への答弁。 町によると、風力発電所は2020年に稼働停止した。町は既に民間事業者と無償譲渡の契約を締結済みで、現施設は民間が解体して別の風車を新設する予定。新事業の実施可否はまだ決まっていないが、早ければ今秋までに解体、新設時期が決まり、23年早
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岩井町長が所信表明 町政運営に「四つの柱」 東伊豆町議会
3月に就任した東伊豆町の岩井茂樹町長が8日開会した町議会6月定例会で所信表明を行った。町政の指針を「明日(みらい)へと希望をつなぐまちづくり」として、柱となる4施策を掲げた。 「四つの柱」は災害対策など「安全安心の確保」、「郷土愛の醸成」、産業振興をはじめとした「稼ぐチカラの復活」、デジタル化や移住定住の推進を念頭に置いた「時代変化への順応」。その上で岩井町長はトップセールスの重要性を説き「地域資源を町長自らが先頭を切って売り込む」と言葉に力を込めた。 町議会6月定例会は日程を9日までの2日間と決めた。一般質問は5人が登壇し、うち4人が岩井町長の政治姿勢や行政運営への考えを追求した。
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仕事定着率向上へ 若手社員交流「同期会」開催 東伊豆
東伊豆町内の若手社員の交流会「ひがしいず同期会2022」が2日、町内で開かれた。町外出身者を念頭に、若者同士が交流を深めて仕事への定着率の向上を図る狙い。 入社3年目以内の20~30代約60人が参加した。稲取温泉旅館組合が主催し、町内で空き家を活用した暮らし体験塾を展開している合同会社「so-an(ソウアン)」の企画、運営。参加者はソウアンの荒武勇希さん(31)から町内の産業構造や移住状況を学んだ。その上でグループごとに特産のキンメダイ漁師や町職員、移住者らを訪ね、町の魅力や日常生活について質問した。 コロナ禍の中断をはさみ、同事業は2017年から実施している。荒武さんは「自分の領域外と
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障害者対象の無料就労相談会 8日から賀茂5町
下田市の賀茂障害者就業・生活支援センター「わ」は8日から、賀茂郡5町で無料の就労相談会を開催する。 同センターは月1回、所在地外の5町で障害者対象に相談会を開催。就労相談のほか、障害者手帳の取得や医療費助成などにも応じている。 いずれも開催時間は2時間。問い合わせは同センター<電0558(22)5715>へ。日程は次の通り。 8日=午前10時~ 西伊豆町保健センター、午後1時半~ 松崎町役場▽16日=午後1時半~ 南伊豆町役場▽21日=午前10時~ 東伊豆町役場、午後1時半~ 河津町保健福祉センター
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新会長に加藤氏 東伊豆観光協総会
東伊豆町観光協会は31日、2022年度の総会を同町の稲取銀水荘で開いた。新体制の会長に、同施設を運営するホテル銀水荘会長の加藤昌利氏(68)を選出した。 加藤会長は県ホテル旅館生活衛生同業組合理事長などを歴任。あいさつで「町全体で東伊豆の財産を共有し、町内ブランドを再構築したい」と強調した。 同協会は大川、北川、熱川、稲取の4温泉観光協会と元々の町観光協会が統合。一本化による一貫したPRの推進が狙いで、経費削減効果も期待されている。旧町観光協会の石島専吉会長は新体制で専務理事に就く。 総会では事業計画を確認。重点事項として自主財源の確保や女性への情報発信体制の強化などを盛り込んだ。
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ホタル数千匹観賞 東伊豆 3日からイベント
東伊豆町の夏の風物詩「第20回ほたる観賞の夕べ」(町観光協会主催)が3日から、同町大川の大川竹ケ沢公園で開かれる。12日まで。 会場には例年数千匹のホタルが姿を見せ、幻想的な光景を広げる。ちょうちんの貸し出しを実施し、来場者は周辺約800メートルを散策しながら優雅な時の流れを楽しめる。 午後7時半から9時まで(最終入園8時25分)。入場無料だが、ホタル育成金200円への協力を呼び掛ける。伊豆急伊豆大川駅や周辺の駐車場から会場まで無料シャトルバスを運行。駐車場の台数が少ないため、観光協会は公共交通機関での来園を呼び掛けている。 町観光協会事務局次長の前田陽司さん(47)は「昨年は平日のみ
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「ムーンロード」一杯いかが? 東伊豆でクラフトビール販売
東伊豆町観光協会は31日、6月から町内の酒販店で販売する協会独自のパッケージのビールをお披露目した。 観光協会が企画し、伊東市の宇佐美麦酒製造が商品化した。東伊豆の海洋深層水で仕込んだ「ゴールデンエール」を使用。刺し身や煮付けなど多彩な魚料理にマッチするという。 パッケージに描かれた「ムーンロード」は、町内から臨む月の光が海面に反射することで「月の道」のように見えることに由来している。町内では満月に願いがかなうという「月の道」の光景が人気で、「ムーンロードクラフトビール」として売り出したい意向だ。 協会常任理事の近藤純司さん(64)は「カジュアルなデザインなので、ぜひ『月の道』の景色と
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「こらっしぇ」稲取漁港直売所 営業時間延長
東伊豆町の稲取漁港直売所「こらっしぇ」は6月から、閉店時間を1時間延長して午後4時にする。5月の大型連休中に通算のレジ通過者が30万人を超え、担当者は一層の誘客を目指す。 直売所は町役場前に2019年にオープンした。キンメダイをはじめとした鮮魚や、煮付けとひものなどの加工品を豊富にそろえる。ニューサマーオレンジなどのかんきつ類も多数並び、農産品も人気を集めている。 日が長くなった夏場の午後3時以降に訪れて残念がる客が多く、9月末までの閉店時間延長を決断した。来訪増を見越して商品も充実させる。 森田健司店長(39)=伊豆漁協=は「ブランドの『稲取キンメ』の発信拠点として、より多くの人に来
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8日開会 東伊豆町議会6月定例会
東伊豆町議会は31日、議会運営委員会を開き、6月定例会の日程を8、9日の2日間と決めた。2022年度の一般会計補正予算案など9議案と報告2件を審議する。一般質問は9人が登壇する。
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世界初 マーガレット×ローダンセマム 新品種開発に成功
静岡県農林技術研究所伊豆農業研究センター(東伊豆町)は30日、同じキク科のマーガレットとローダンセマムを交配した新品種の開発に成功したと発表した。同センターによると、この2種の交配は世界初。「ビジューマム」と命名され、県産の花卉(かき)ブランドの強化の一助として期待される。 フランス語で宝石の意の「ビジュー」と、キク科の愛称「マム」を合わせた造語から名付けられた。新品種は「ローズクオーツ」と「ガーネット」の2種類で、ともに1~6月に開花する。ローズクオーツはピンク色で半八重咲き、ガーネットは赤色で一重咲きの花をつけ、コンパクトで鉢植えや花壇での栽培に適しているという。 ローダンセマムの耐
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シマウマの赤ちゃん♡人気 伊豆アニマルキングダム
東伊豆町の伊豆アニマルキングダムで、誕生したばかりのグラントシマウマの赤ん坊が一般公開された。か細い足で必死に母親の後を追う姿が愛らしく、来園者の人気を集めている。 26日に父ちょこ(10)と母ウマコ(6)の間に生まれた雄は、体長約80センチ。施設によると、草食動物の赤ん坊は猛獣に襲われる危険性から、生まれてすぐに自らの足で立ち上がる習性がある。どこに行くにもウマコに密着し、ミルクをねだる姿がほほえましい。 赤ん坊の体毛は縮れ毛で焦げ茶色だが、成長に従って真っすぐになって黒色と白色のコントラストが映えてくる。飼育員の緑川大河さん(24)は「子供らしい姿を今のうちにぜひ見てほしい」と呼び掛
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窃盗の疑いで女逮捕 下田署
下田署は25日、窃盗の疑いで東伊豆町稲取、無職の女(79)を逮捕した。逮捕容疑は3月22日、町内の会社事務所兼住宅で現金約20万円が入った箱を盗んだ疑い。同署によると、容疑者はこの会社の経営者の男性と知人関係。箱には売上金などが入っていたという。
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町内観光協が統合 東伊豆 効率化や一貫PRに期待
東伊豆町の各観光協会が統合し、町役場で23日に調印式が開かれた。各温泉観光協会と町観光協会を一本化し、一貫したPRを推進する狙い。2020年から委員会を発足して統合を探っていた。 町内にはこれまで大川、北川、熱川、片瀬、白田、稲取の6温泉観光協会が設けられていたが、片瀬と白田が19年までに解散。1902年設立の熱川をはじめ残りの4協会が活動していたが、イベントや広報が分散するなどの課題を抱えていた。一本化により経費削減効果も期待できるという。 調印式では、町観光協会の石島専吉会長らが協定書に調印を交わした。6月1日から新たな「東伊豆町観光協会」として発足する。 石島会長は、20年ほど前
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アフリカスイギュウ赤ちゃん人気 東伊豆・アニマルキングダム
東伊豆町の伊豆アニマルキングダムで、今月誕生したアフリカスイギュウの赤ん坊が人気を集めている。アフリカスイギュウを飼育しているのは同施設を含めて全国4カ所で、希少という。 4日に父ラモスと母ミオ(いずれも4歳)の間に生まれた雄は、来園者と動物園をつなぐとの願いを込めて「ツナグ」と名付けられた。体長1メートル弱、体重約40キロですくすく成長中。母親の後ろをちょこちょこ付いてまわるなど、仲むつまじい様子を見せている。 現在はかわいらしい姿を見せているが、施設によると、平原で暮らす野生のアフリカスイギュウは体長5メートル、体重900キロほどの大きさまで育つこともある。大きな角が特徴で、アフリカ
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東伊豆の岩井町長 初の議会 「町を発展させる」
東伊豆町の岩井茂樹町長は20日、就任後初の町議会に臨み、「町民や議会の意見を大切に、町を発展させる」と述べた。 岩井町長は元自民党参院議員で、国土交通副大臣などを歴任。国政から町政への転身について「行政と町民の距離が近く、やりがいを感じている」とした。その上で「多くの課題に取り組まなくてはならない」と強調した。同日は臨時会のため、6月定例会で改めて所信表明を行うと説明した。
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補正予算など承認 東伊豆町議会臨時会
東伊豆町議会は20日、臨時会を開いた。鈴木利昌副町長(65)の再任案など2議案と専決処分2件を同意、可決、承認した。 鈴木副町長は町総務課長などを経て2018年に就任。5月31日が任期満了だった。専決処分のうち1件は一般会計補正予算。新型コロナウイルスのワクチン接種事業費380万円を追加した。このほか、議員発議の議員報酬に関する条例の一部改正案も可決した。人事院勧告に伴い、期末手当の支給率を引き下げる内容。
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詐欺警戒を呼び掛け マックスバリュ稲取店で下田署
下田署はこのほど、「オレオレ詐欺被害発生ゼロの日」のキャンペーンを東伊豆町のマックスバリュ稲取店で実施した。 署員と地域安全推進員、防犯指導員の約10人が参加。広報紙や啓発品を来店者に手渡し、特殊詐欺事件への警戒を呼び掛けた。同署によると、管内の1市5町では1月以降、15日現在で5件約850万円の特殊詐欺被害が発生している。 生活安全課の田中俊行課長は「管外も含め、県内では65歳以上の女性の被害が特に多い。手口は巧妙なので、『人ごと』と思わないでほしい」と強調した。
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東伊豆で震度2 14日午後7時50分ごろ
14日午後7時50分ごろ、千葉県南東沖を震源とする最大震度2の地震があり、県内は東伊豆町奈良本で震度2、東伊豆町稲取、熱海市、伊豆市、富士宮市で震度1を観測した。 気象庁によると、震源の深さは約80キロ、地震の規模はマグニチュード(M)4・8と推定される。
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河津特産カーネーション 引き抜き体験手際よく 「援農ボランティアツアー」スタート
河津町特産のカーネーションの引き抜き体験(河津温泉旅館組合主催)が7日、同町で始まった。「援農ボランティアツアー」と題し、農家の引き抜きを手伝う代わりに切り花を好きなだけ持ち帰られる人気企画。 初日は同町の安田農園のビニールハウスに県内外の約30人が集まった。黄色やピンク色など多彩な花々を手際よく折り取り、根を引き抜いた。 町内のカーネーション農家は母の日に向けた作業を終えると、新たな苗を植える準備に取りかかる。花がついているものも含め5月中に全てを引き抜く必要があり、短期間に人手が必要となる。安田農園の安田国夫さん(73)は「多忙な時期に重労働の手を貸してもらえて非常にありがたい」と感
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11日から賀茂5町 障害者の就労相談
下田市の賀茂障害者就業・生活支援センター「わ」は11日から、賀茂郡5町で無料の就労相談会を開催する。 同センターは月1回、所在地外の5町で障害者対象に相談会を開催。就労関連のほか、障害者手帳の取得や医療費助成の相談などにも応じている。 いずれも開催時間は2時間。問い合わせは同センター<電0558(22)5715>へ。 日程は次の通り。 11日=午前10時~ 西伊豆町役場宇久須支所、午後1時半~ 松崎町役場▽17日=午前10時~ 東伊豆町役場、午後1時半~ 河津町保健福祉センター▽19日=午後1時半~ 南伊豆町役場
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医療、福祉、司法 有志が相談会 14日、静岡県内4会場
静岡市清水医師会などは14日午後1時半から、医療や福祉、司法の専門職有志が地域住民の心配事に応じる「なんでもかんでも相談会」を同市清水区の清水保健福祉センターを主会場に、県内4会場で開く。 そのほかの3会場は県下田総合庁舎、東伊豆町立図書館、菊川市総合保健福祉センター。社会福祉士や精神保健福祉士が来場者の悩みを聞き取った後、内容に応じて各分野の専門職が相談に加わる。一部、オンラインを活用する。 相談は無料。予約制で希望者は事前に申し込む。外国語にも対応する。 問い合わせは静岡市清水医師会在宅医療介護相談室<電054(344)0550>へ。
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球体に街の風景 多様な風景広がる 東伊豆で画家個展
画家鮫島大輔さん(相模原市)の個展が30日まで、東伊豆町大川のヒロ画廊伊豆大川で開かれている。球体に街の風景をつなげて描いた印象的な作品を中心に約30点が並ぶ。 「フラットボールシリーズ」と題した作品群は、アクリル樹脂製の直径17センチの球体に、アクリル絵の具で住宅街や公園、工事現場などの何げない風景を表現している。絵画は球体の表面上で360度つながっていて、見る角度によって多様な風景が広がる。 直径約1メートルの球体や文字看板、メリーゴーラウンドの馬に街角を描いた作品も展示していて、来場者の注目を集めている。 日、月、金、土曜の開館で正午から午後5時まで。9日までは無休。
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地域おこし協力隊 鈴木さんを任命 東伊豆町
東伊豆町はこのほど、鈴木敦士さん(45)=東京都出身=を地域おこし協力隊に任命した。町役場で着任式を開いた。 鈴木さんが取り組むのは、奈良本けやき公園の活性化。町企画調整課によると、指定管理者が撤退したため園内のコミュニティー施設「きぼうの館」が2020年3月から閉館していて、鈴木さんは同施設の喫茶施設の復活やシェアオフィスとしての活用などを探る。 これまでは都内企業で営業職などとして働いていたといい、岩井茂樹町長は「ぜひ町外からの視点を取り入れてさまざまな提案をしてほしい」と期待を寄せた。鈴木さんは「町民の皆さんとの交流を深め、イベントの開催などにつなげていきたい」と意気込んだ。
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専門店と開発 バナナワニ園のプリン大人気 東伊豆・奈良本
東伊豆町奈良本の熱川バナナワニ園が伊豆市の専門店と開発した「熱川バナナプリン」が4月下旬の発売以来、人気を集めている。連日100個が完売し、担当者はうれしい悲鳴を上げる。 プリン専門店「修善寺プリン工房」(伊豆市)と共同で開発した。海外産のバナナを使った12種類の試作品を同園の職員らが吟味。完熟バナナを使い、人工甘味料不使用で芳醇(ほうじゅん)な香りと風味を実現した一品を選んだ。カラメルソースも専用に開発し、食感と味のアクセントにバナナチップも添えた。保存料や添加物も不使用という。 1個480円で園内の売店のほか、通販でも販売。園内のフルーツパーラーでもドリンク付き800円で味わえる。
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東伊豆の熱川温泉 こいのぼり8日まで展示
東伊豆町の伊豆熱川駅近くに熱川温泉旅館組合のこいのぼりがお目見えし、地元住民や温泉客らを楽しませている。8日まで展示する予定。 大型連休の観光客を出迎えようと、コロナ禍による中断を経て10年以上前から続く恒例行事。同駅前の川の上に50メートルほどの長さのロープを2本渡し、地元住民から提供された色とりどりのこいのぼり約30匹を設置し、温泉街にたなびかせている。 組合事務局の稲葉義仁さん(52)は「こいのぼりを楽しんだ後は、ゆっくり散歩して景色を楽しんでほしい」と呼び掛けている。
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「みかんワイン」伊豆特産キープ JA合併で廃止危機一転、御殿場高原ワインが事業承継
4月の静岡県東部8JAの大合併に伴い、事業廃止の方針が示されていた伊豆地域の特産「伊豆みかんワイン」が消滅の危機を脱した。時之栖グループの御殿場高原ワイン(御殿場市)が関係者の声に背中を押され、事業者の旧JA伊豆太陽の子会社から引き継いだ。門倉栄社長(49)は「ミカンのワインは全国的にも珍しい。地域に根差した商品を守り続けたい」と言葉に力を込める。 県内産の温州ミカンが原料で、フルーティーな味わいが特長の甘口と、酸味を感じられる辛口の2種類。オレンジの輸入自由化により需要が減った温州ミカンの活用法を模索し、同JAと東伊豆町、県の共同開発で1989年に発売された。 みかんワインは合併を機に
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母の日にカーネーションを 河津と東伊豆、出荷ピーク
5月8日の母の日を前に、静岡県内トップクラスのカーネーションの生産量を誇る河津町と東伊豆町で出荷のピークを迎えている。母の日前の2週間で20万本程度を出荷予定。両町で県内生産の9割を占めるといい、母の日直前まで出荷作業に追われそうという。 28日朝はJAふじ伊豆河津桜支店に両町から約30種類4万本が持ち込まれた。検品されたカーネーションを職員が25本ずつ束にして次々と箱詰めした。多くが関東の市場向けに出荷される。 検品担当の田村優さん(42)によると、定番の赤色やピンク色に加え、近年はベージュ色や緑色も人気。「昨夏の天候不順などで生産量は比較的少なめだが、出来栄えは申し分ない」と太鼓判を
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静岡県内ふるさと納税返礼品 GW意識?旅行券が人気
静岡県内自治体が展開するふるさと納税の返礼品で、旅行券や観光施設のチケットなどの人気が高まっている。3年ぶりに新型コロナウイルス感染防止のための自粛要請のないゴールデンウイークを控え、旅でリフレッシュしようとする人が増加しているとみられる。 伊豆の国市では政府の観光支援事業「Go To トラベル」の再開時期が取りざたされるようになった頃から、宿泊感謝券を求める寄付が増えた。東伊豆町では寄付額1万~2万円で贈られる観光施設のチケットがファミリー層に人気。町内30カ所以上で使える宿泊補助券に対し、10万~50万円の寄付もあるという。熱海市は新型コロナウイルスの感染が拡大している時も宿泊券の申し
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香り付き御朱印登場 東伊豆の4寺院 6月30日まで、町内周遊を
東伊豆町の4寺院で6月30日まで、それぞれのイメージにちなんだ香り付きの「香運御朱印」を参拝者が拝受できるイベントを実施している。町内周遊を促す狙い。各500円。 御朱印はハガキほどの大きさ。済広寺はナイトジャスミン、栄昌院はニューサマーオレンジ、清光寺はアジサイと、境内に咲いている花々から着想を得た。東泉院は海岸に面した立地から、海の爽やかな香りをイメージしている。 5年ほど前から実施している人気企画といい、町観光協会の青嶋優太郎さん(29)は「自然の風景が思い浮かぶ東伊豆らしい御朱印。町内にたくさんある他のお寺巡りもぜひ楽しんでほしい」と来訪を呼び掛けている。
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東伊豆の岩井茂樹町長 知事に就任あいさつ 「フラットに話できた」
3月の東伊豆町長選で初当選した岩井茂樹町長が18日、就任あいさつのため県庁に川勝平太知事を訪ねた。両氏は昨年6月の知事選で一騎打ちを繰り広げていて、知事選後に面会するのは初めて。 面会後に取材に応じた岩井町長によると、まちづくりに関するビジョンや地域の課題などを巡り意見交換したという。岩井町長は「新しく自治体の首長という立場になったので、しっかりあいさつさせてもらった。フラットに話ができて良かった。知事からはポジティブな話をいただいた」と振り返った。「町の課題を整理し、今後も要望などで訪問することがあるのでは」とも語った。 岩井町長は元自民党参院議員で、国土交通副大臣などを歴任した。この
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「こらっしぇ」(稲取漁港直売所) かんきつ類 香り爽やか【直売・しずおかの幸】
稲取漁港直売所「こらっしぇ」(東伊豆町)は2019年4月19日にオープンしました。漁協(JF)と農協(JA)が共同で運営し、地場産品を扱う直売所です。漁協の目玉商品は、キンメダイなど稲取漁港近郊で水揚げされた鮮魚。農協からは、新鮮野菜をはじめ、年間を通して出荷される多品種のかんきつ類が並びます。 この時期は「甘夏」や「不知火[しらぬい]」、「ネーブル」や「黄金柑[かん]」が並び、4月下旬から5月末までは、爽やかな香りが特徴の東伊豆町特産品「ニューサマーオレンジ」が店頭を彩ります。 17日までオープン3周年記念セールを行い、定置網鮮魚や各種干物、数量限定のサザエやお米、新鮮野菜や卵などを特
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東伊豆町 公式LINE開設 防災、子育てなど情報発信
東伊豆町は4月から、無料通信アプリLINE(ライン)の公式アカウントを開設した。幅広い層に町内の情報発信の強化を図る狙い。 災害をはじめとした防災情報や、子育てや健康づくりのイベントなど多彩な情報を発信する。受け取りたい情報は取捨選択できる。15日現在の登録者は1580人。同様の内容を盛り込んでいる「情報配信メール」の登録者は約3700人で、ひとまず同様の登録数を目指す方針。 企画調整課の岩崎晃史主任主事(29)は「画像も送れるので、情報が可視化されてメールに比べて分かりやすい。より多くの町民にメッセージを伝えるために非常に有効な手段だ」と強調する。
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移住・人口減対策 都市と自然、ニーズ分断【迫る 沼津市長選㊦】
遠洋漁業や深海魚漁の拠点として知られる沼津市戸田の戸田漁港。東京から戸田に移住した1級建築士の鈴木智博さん(35)は、港の目の前の旅館を改装し、ゲストハウス「タゴール・ハーバーホステル」を開業した。今年3月にはコーヒーの焙煎(ばいせん)所もオープンし、事業を広げている。家族旅行で戸田を訪れ、気に入った鈴木さんは「自然の中で子育てできるのは本当にぜいたく」と魅力を語る。 沼津市は、鈴木さんが移住した2019年の人口動態で、37年ぶりに転入者が転出者を上回る転入超過(社会増)となった。大型商業施設「ららぽーと沼津」の開業や分譲地へのファミリー層の流入が主な要因とみられる。しかし、20、21年は
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伊豆ゆかり川端康成、没後50年 東伊豆町立図書館、企画展開始
伊豆地域にゆかりの深いノーベル賞作家の川端康成(1899~1972年)の書籍が並ぶ企画展が東伊豆町立図書館で開かれている。16日は川端の没後50年。担当者は「『伊豆』の名を世界に広めてくれた功績に感謝したい」と強調する。 ノーベル賞作家の節目に読書熱を高めようと、館内の一角に専用ブースを設けて所蔵する約40冊を並べた。代表作の一つ「伊豆の踊子」をはじめとした著書や、川端の研究書など多彩な作品を用意した。 内山淳子館長(59)は「『伊豆の踊子』は短編なので、多くの町民に気軽に読んでもらいたい」と呼び掛けている。5月末ごろまで展示予定という。 「伊豆の踊子」は川端自身の実体験から着想を得た
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障害者の就労支援 13日から相談会 賀茂郡5町
下田市の賀茂障害者就業・生活支援センター「わ」は13日から、賀茂郡5町で無料の就労相談会を開催する。 同センターは月1回、所在地外の5町で障害者対象に相談会を開いていて、障害者手帳の取得や医療費助成など、就労以外の相談にも応じている。 いずれも開催時間は2時間。問い合わせは同センター<電0558(22)5715>へ。日程は次の通り。 13日=午前10時~ 西伊豆町保健センター、午後1時半~ 松崎町役場▽19日 午前10時~ 東伊豆町役場、午後1時半~、河津町保健福祉センター▽21日 午後1時半~、南伊豆町役場
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開花早いマーガレット育成 県伊豆農業研究センター
静岡県農林技術研究所伊豆農業研究センター(東伊豆町)はこのほど、従来品種より開花期が長いマーガレット3品種の登録を農林水産省に出願したと発表した。生育、開花が早い品種をそろえることで、他産地との競争力強化を図る。 新たに育成した3品種は花びらが黄色の「スイングレモネード」、白色の「スノーフレア」、薄桃色の「レディフレア」。通常の県産マーガレットが11月ごろから翌年6月にかけて花を咲かせるのに対し、10月から翌年6月まで長期間開花するという。 県と栽培許諾契約を結ぶ県内各産地に出荷し、生育状況を観察する。栽培試験などの審査を経て、2025年頃に品種登録が完了する見込み。 同センターは「生
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傷害の疑いで男逮捕 伊東署
伊東署は7日、傷害の疑いで東伊豆町稲取、職業不詳の男(41)を逮捕した。逮捕容疑は6日午後11時ごろ、伊東市内で、同市の工務店経営の男性(48)の顔を殴るなどし、けがを負わせた疑い。
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幻想的な色合い ヒスイカズラ見頃 東伊豆・熱川バナナワニ園
東伊豆町奈良本の熱川バナナワニ園で、幻想的な色合いとフジの花のような花房が印象的な「ジェードバイン」が見頃を迎えている。5月の大型連休ごろまで、200本以上の花房が順次開いていくという。 同園によると、ジェードバインはマメ科の植物で、「ヒスイカズラ」が和名。同園が1975年に国内で初開花させたという。一方で、原産地のフィリピンでは絶滅危惧種とされている。その名の通り宝石のような幻想的な青緑色で、つり下がった1メートルほどの花房に爪形の花が穂のように咲く。学芸員の清水秀男さん(71)は「なんと言っても翡翠(ひすい)を思わせる色が特徴。毎年開花を楽しみにしているお客さんも多い」と魅力を語った。
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気持ち新たに 東伊豆・動物園予備校 3期生入学式
東伊豆町の「動物園予備校アニマルキーパーズカレッジ」は4日、第3期生の入学式を同校で開いた。23人が夢の実現へ気持ちを新たにした。 同校は2年制の認可外教育施設で、河津町の「iZoo(イズー)」の運営会社が2020年に開校。校内で約100種類の動物を育てていて、今春には1期生6人が卒業した。式典では米田健人さん(18)=横浜市出身=が新入生を代表し、「繁殖例の少ない動物の繁殖に貢献できるようになりたい。先輩の背中を追い、誇りを持って励みたい」と言葉に力を込めた。 白輪剛史校長は「1期生は動物園などで活躍し始めた。動物たちからじかに学び、専門的な知識を身につけてほしい」と激励した。
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地域おこし協力隊に任命 森本さんに委嘱 東伊豆町
東伊豆町は1日、地域おこし協力隊の辞令を神奈川県出身の森本健介さん(30)に交付した。ワーケーションや移住定住の推進に取り組む。 森本さんは芝浦工大在学中にインターンシップで同町と関わり、大学院生時には空き家改修プロジェクトに取り組んだ。倉庫をシェアキッチンに改装し、運営を支援するなど、町内の活性化に励んだ。県外の民間企業でも地方創生に尽力したという。 岩井茂樹町長から委嘱状を受け、「この10年、東伊豆で何かしたいとずっと思っていた。学生時にやり残したことを実現したい」と意気込んだ。岩井町長は「過去の経験をぜひ生かしてほしい」と期待を寄せた。樋口歩実さん(27)にも活動2年目の委嘱状を交
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将来の多様な働き方探る 2拠点生活送る若者と交流 東伊豆の高校生や町出身大学生
東伊豆町と首都圏での2拠点生活などを送る若者と、地元高校生や町出身の大学生らが交流する「IZUCLASS」が29日、同町のフェアオフィス「イースト・ドック」で開かれた。「伊豆に関わるいろんな大人の『生き方』が分かる課外授業」と題し、生徒や学生に将来の多様な働き方について考えてもらう取り組みで2回目。 企画したのは同町出身で、東京都の企業に勤務する竹内萌絵さん(25)。町への移住予定者や2拠点生活を送る同じ20代の2人をゲストに呼んで行った。学生らはゲストの経歴紹介などに熱心に耳を傾け、「将来のために考えておくべきことは何か」「今の生活の魅力は」などと積極的に質問し、親睦を深めた。 竹内さ
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東伊豆地域おこし協力隊2人が退任 高瀬さんと藤田さん
東伊豆町は31日、3年間の任期を終えた地域おこし協力隊の隊員の退任式を町役場で開いた。教育支援や観光振興に貢献した高瀬真由さん(28)=東京都出身=と藤田翔さん(23)=同=に岩井茂樹町長が感謝状を贈った。2人は今後も町の活性化に携わる予定。 高瀬さんは音楽講師の経験を生かし、幼保育園でのコンサートなどを通じて子供への音楽振興に取り組んだ。自然や動物に関する知識が豊富な藤田さんは、子供の環境教育に尽力。2021年の「全国草原サミット・シンポジウム」ではコーディネーターとして発表した。 高瀬さんは引き続き子供向けイベントの企画運営に携わる。「第二の古里の魅力をまた発信したい」と気持ちを新た
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伊豆漁協 21年決算 3年連続赤字
伊豆漁協(下田市)は30日、同市内で総代会を開き、2021年12月期決算を報告した。前年同様に新型コロナウイルス感染拡大の影響で水揚げ単価が低下する中、黒潮大蛇行による不漁が重なり、実質当期剰余金は900万円の赤字で、3年連続の赤字決算となった。 事業総利益は4億610万円。主な魚種の水揚げは、キンメダイが1015トンで前年比17%増だったが、依然として厳しい状況という。伊勢エビは41トン(前年比13%減)、イカは21トン(同27%減)で低迷した。サザエも磯焼けによる海藻類の減少が影響し、前年比10%減の60トン。アワビは11トン、テングサ取扱量は46トンでともに微増だった。 直売所や食
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「町の新しい姿築く」 岩井町長初登庁で決意 東伊豆町
任期満了に伴う東伊豆町長選で、無投票で初当選した岩井茂樹町長(53)が28日、初登庁した。役場玄関で町職員に出迎えられ、「現場の声を大切に町の新しい姿を築き、次の世代にバトンをつないでいく」と決意を新たにした。任期は26日から4年間。 職員に対する訓示では「皆さんのノウハウと自分の経験が一緒になり、町を変える原動力になる。やれない理由ではなく、やれる理由を見つけてチャレンジしてほしい」と呼び掛けた。喫緊の課題に自然災害や人口減少対策などを挙げ、「現状を受け止め、変化に柔軟に対応していかなければならない」と強調した。 報道陣の取材に対しては「国政と違い、身近な話をし、自分の考えを反映しやす
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東伊豆の町道・白田川橋 劣化進行、4月1日から通行止め
東伊豆町は4月1日午前10時から、同町の白田川に架かる町道稲取片瀬線の白田川橋を全面通行止めにする。定期点検で災害時などに損壊する恐れがあると分かったため。 同橋は1950年に建設され、幅5・5メートル、長さ約70メートル。同町白田地区と片瀬地区を結ぶ生活道路になっている。町によると、5年に1度の定期点検で、橋桁のコンクリートの劣化が進み、危険性が高いと判断された。 町は約100メートル下流に架かる国道135号白田橋への迂回(うかい)を呼び掛ける。
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4期16年「町民協力に感謝」 東伊豆・太田長八町長退任式
東伊豆町の太田長八町長(71)が25日、任期満了を迎え、町役場で退任式が開かれた。職員らが過去最長の4期16年にわたり、町のかじ取り役を担った太田町長をねぎらった。 退任のあいさつで太田町長は「町民、職員の協力がなければ、全うできなかった」と感謝した。新体制に向けては、「厳しい時代だが、新町長を支え、素晴らしい町となるように願っている」と期待した。太田町長には集まった職員や町民から花束が贈られ、拍手で見送られながら庁舎を後にした。 8日に無投票で初当選した新町長の岩井茂樹氏(53)は26日付で就任し、28日に初登庁する。
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健康づくり課長に斎藤和氏 東伊豆町人事
東伊豆町は18日、4月1日付の人事異動を内示した。機構改革はなく、異動対象者は48人と例年並み。主な異動は次の通り。 【課長級】健康づくり課長(健康づくり課参事=国民健康保険・介護保険・後期高齢者保険担当)斎藤和也▽防災課長兼防災監(議会事務局長兼監査委員事務局書記)国持健一▽議会事務局長兼監査委員事務局書記(住民福祉課長)福岡俊裕▽住民福祉課長(住民福祉課長補佐兼地域係長)鈴木尚和▽健康づくり課参事=国民健康保険・後期高齢者保険担当(健康づくり課長補佐兼国民保険係長)斎藤徳人 【課長補佐級】住民福祉課長補佐兼子育て支援係長(健康づくり課長補佐兼介護係長)岡田賢一▽水道課長補佐兼管理係長
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税の絵はがきコンクール 石井さん(東伊豆 熱川小)知事賞
東伊豆町の熱川小5年石井杏奈さん(11)がこのほど、県法人会連合会主催の「税に関する絵はがきコンクール」で最高賞の県知事賞を受賞し、16日、同校で表彰式が行われた。伊豆下田法人会女性部会の森田光子会長が石井さんに表彰状を贈った。 コンクールには県内339校の小学生から1万958点の応募があった。石井さんは日々の生活が税金で支えられていることへの感謝を伝えようと、ワクチン接種の様子や教科書、道路などを鮮やかに描いた。制作に当たってインターネットで税に関しても学び「こんな身近なところに税金が使われていることを知るきっかけになった」と話した。 石井さんは名古屋国税局長賞も受賞した。このほか、県
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「地元住民と交流の場を」 移住者ら町長に要望 東伊豆
東伊豆町への移住者や都市部と同町の2拠点居住をする若者と、太田長八町長との懇談会がこのほど、町役場で開かれた。町役場を訪れた5人とオンライン参加した2人が出席し、町で取り組みたいことや要望などを太田町長に直接伝えた。 同町では、コロナ禍によるテレワークの進展で、首都圏などの会社に籍を置きながら、町が整備したシェアオフィスなどを拠点に働く若者が増加している。移住者も増加し、国の統計では2021年に30年ぶりに転入者が転出者を超える「社会増」となった。 大阪の大手メーカーで働きながら、月の半分以上を同町で暮らす高浜拓也さん(27)は「元からの住民の方や、町内の旅館に町外から就職した人たちと交
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東伊豆町長選 岩井氏に当選証書「観光業立て直す」
東伊豆町選挙管理委員会(前田和夫委員長)は14日、任期満了に伴う町長選で無投票で初当選した元参院議員の岩井茂樹氏(53)の当選証書付与式を町役場で開いた。 前田委員長が岩井氏に当選証書を手渡し、「町を取り巻く課題は山積している。国政で身に付けた見識で町政に新しい風を吹き込んでくれることを期待したい」と激励した。 岩井氏は「当選証書の重みを感じた。コロナ禍で大変な観光業を立て直したい。地震や豪雨などの災害対策や、高齢化、少子化対策にも取り組みたい」と抱負を述べた。 岩井氏の任期は26日から4年間。28日に初登庁する予定。
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国道135号 歩道橋工事で通行止め 東伊豆、24日
静岡県下田土木事務所は24日午前8時半から午後8時まで、東伊豆町稲取の稲取高付近にある歩道橋工事のため、国道135号の一部区間を全面通行止めにする。通行止め区間と並行する町道の利用を呼び掛ける。荒天時は25日の同時刻に順延する。 同事務所によると、歩道橋は2020年12月の事故で損傷し、仮設歩道橋が設置されている。今回の工事では、壊れた橋桁を撤去する。22年度に新たな橋桁を設置し、仮設橋を撤去する工事を予定している。
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動物園予備校 初の卒業式 白輪校長、1期生を激励 東伊豆
東伊豆町白田の「動物園予備校アニマルキーパーズカレッジ」(白輪剛史校長)は9日、同校で卒業式を開いた。2020年開校した同校にとって初の卒業式で、1期生6人が学びやを巣立った。 卒業生は白輪校長から卒業証書を受け取った。白輪校長は「動物との触れ合いの中で成長したと思う。実地で学んだプロフェッショナルとして羽ばたいてほしい」と激励した。卒業生代表の相羽勇仁さん(28)=御前崎市出身=はともに学んだ学生に一人一人メッセージを伝え、「この2年間、たくさんの思い出がある。今まで育ててくださった教職員の皆さまに感謝したい」と答辞を述べた。 同校は2年制の認可外教育施設で、河津町の動物園「iZoo(
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東伊豆町長に岩井茂樹氏 元参院議員、60年ぶり新人無投票当選
任期満了に伴う東伊豆町長選は8日午後5時に立候補の届け出が締め切られ、無所属で新人の元自民党参院議員岩井茂樹氏(53)以外に届け出はなく、無投票での初当選が決まった。同町長選で新人の無投票当選は1962年以来、60年ぶり。国会議員経験者が小規模自治体の町村長に転身するのは、全国的にも珍しい。 岩井氏は21年の知事選敗戦後、商工業者の要請を受け、同年秋に同町に移住。同年11月の出馬表明後は幅広い層から支持を集めた。元参院議員の知名度を生かし、町内をくまなく回って支援を訴え、対抗馬の出現を阻んだ。 午後5時20分、同町稲取の事務所で支援者に出迎えられた岩井氏は「町の課題を総点検し、子どもたち
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東伊豆町新町長の抱負 岩井茂樹氏 教育推進、人口増目指す
2021年の知事選敗戦後、参院議員だった父・国臣氏の秘書時代から16年余り交流してきた東伊豆町の商工関係者から、町のかじ取り役に推された。地縁のない町での重責に「東伊豆に骨をうずめる覚悟」と決意を語る。 国土交通副大臣も務めた中堅議員から、人口1万1千人の町長への転身は全国的にも珍しい。「国会議員を経験して、小さい自治体ほど政治家と現場の距離が近く、手腕が試されると感じた。だからこそやりがいがある」と気を引き締める。 町は30年で約3割が減った人口減対策が急務だ。「人口を1万5千人に増やしたい」と大きな目標を掲げる。情報技術を活用した質の高い教育の推進で子育て世代の町外流出を防ぎ、移住者
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東部・伊豆20市町「推し」事業 22年度予算案
コロナ禍が続く中での編成となった東部・伊豆地区20市町の2022年度当初予算案。各市町は新型コロナウイルス対策を図りながら、地域の課題解決や活性化などにつなげる事業を盛り込んだ。「推し」事業のポイントを担当者に聞いた。 ■富士市 仮想空間に自転車コース プロチームと連携して自転車でにぎわいを創出します。遠隔地から仮想空間を走行できる「バーチャルライドコース」は海抜0メートルから富士山5合目を目指す絶景コースなどの魅力を発信し、コロナ後の誘客につなげます。市街地レースを通じて市民の関心も高め、自転車の利活用を進めたいです。(自転車関連整備事業=3560万円) ■富士宮市 やさしい日本
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東伊豆町長に元参院議員岩井氏 無投票当選
任期満了に伴う東伊豆町長選は8日、立候補が締め切られ、無所属で新人の元自民党参院議員岩井茂樹氏(53)以外の立候補者はなく、無投票で当選した。
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新人岩井茂樹氏が届け出 東伊豆町長選、無投票の公算
任期満了に伴う東伊豆町長選は8日告示され、無所属で新人の元自民党参院議員岩井茂樹氏(53)が立候補を届け出た。他に立候補の動きは見られず、無投票の公算が大きい。 立候補の届け出は同日午後5時まで町役場で受け付ける。選挙戦になった場合、投票は13日午前7時から午後6時まで、町内9カ所で行われ、午後7時半から町役場で即日開票される。期日前投票は9~12日、町役場(午前8時半~午後8時)と町立図書館(午前8時半~午後5時)で行われる。 7日現在の選挙人名簿登録者は1万506人(男5065人、女5441人)。 ■人口減対策に力 第一声 岩井茂樹候補は、東伊豆町稲取の稲取漁港で第一声を放った
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東伊豆でも震度1 8日午前1時25分ごろ
8日午前1時25分ごろ、千葉県南部を震源とする地震があり、東伊豆町奈良本で震度1を観測した。気象庁によると、震源の深さは約70キロ。地震の規模はマグニチュード(M)3・5と推定される。
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東伊豆町長選が告示 岩井茂樹氏が立候補を届け出
任期満了に伴う東伊豆町長選が8日、告示され、無所属で新人の元自民党参院議員岩井茂樹氏(53)が立候補を届け出た。
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ウクライナ侵攻を非難 東伊豆町議会、国への意見書も採択
東伊豆町議会3月定例会は7日、本会議を再開し、委員会付託された2022年度各種予算案8議案を原案通り可決した。追加上程された農業委員会委員の選任など13件と議員発議の町民の福祉向上に向けた取り組みに関する決議もいずれも原案通り可決、同意した。 議員発議でロシアのウクライナへの軍事侵攻に関して、国などにロシアへの撤退要求や、原油・小麦の安定供給策を講じることを求める意見書案も追加提出され、賛成多数で採択し、閉会した。
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出生2年でほぼ半減 喫緊の人口対策 転入は増、子育て世代流出課題 東伊豆町長選8日告示
人口1万1千人余りの東伊豆町は2021年、30年ぶりに転入者が転出者を上回る「社会増」になった。一方で、21年の出生者数は30年前の約6分の1にまで減った。8日に告示される同町長選では、人口減少対策に注目が集まる。 21人―。「衝撃だった」(町幹部)という町の2021年の出生者数だ。19年の41人から2年でほぼ半分になった。想定を超える早さの少子化。町教委は町内に小中一貫校2校を整備するとしていた学校再編計画の見直しを含め、諸対応策の検討を迫られている。 背景には、子どもを産み育てる世代の流出がある。国勢調査によると、05年の同町の20~39歳の人口は2784人だったが、20年には130
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東伊豆町長選 8日告示
任期満了に伴う東伊豆町長選は8日、告示される。立候補を表明しているのは、無所属の新人で元自民党参院議員の岩井茂樹氏(53)のみで、無投票の公算が大きい。 立候補の届け出は午前8時半から午後5時まで、同町役場で受け付ける。選挙戦になった場合、投票は13日午前7時から午後6時まで町内9カ所で行われ、午後7時半から即日開票される。 1日現在の選挙人名簿登録者数は1万541人(男5087人、女5454人)。
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障害者の生活相談 9日から賀茂5町
下田市の賀茂障害者就業・生活支援センター「わ」は9日から、賀茂郡5町で出張無料相談会を開く。 障害のある人の就職相談や障害者手帳の取得、医療費助成など、生活全般に関する相談に応じる。 日程は次の通り。いずれも2時間。問い合わせは同センター<電0558(22)5715>へ。 9日=午前10時 西伊豆町役場、午後1時半 松崎町役場▽15日=午前10時 東伊豆町役場、午後1時半 河津町保健福祉センター▽17日=午後1時半、南伊豆町役場
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“落ちない”アリクイ 受験生応援 東伊豆の動物園
静岡県内公立高校の入試が始まった3日、東伊豆町稲取の動物園「伊豆アニマルキングダム」で、木から“落ちない”動物として知られるミナミコアリクイが花の咲く河津桜の木に登り、受験生を応援するイベントが開かれた。河津桜の見頃が続く3月上旬まで行われる。 南米に生息するミナミコアリクイは、鋭い爪を持つ前脚でしっかりと木の枝をつかめることから「絶対に落ちない」とされる。飼育員が体長約90センチの雌「イフ」を園内の河津桜の幹に放すと、高さ2メートルほどの枝へと器用に登った。 問い合わせは伊豆アニマルキングダム<電0557(95)3535>へ。
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海中転落の女性を救助 栗田さん、稲葉さんに感謝状 下田署
下田署はこのほど、海に転落した釣り人の救助に貢献したとして、いずれも東伊豆町に住む漁師の栗田友喜さん(42)と稲葉圭三さん(59)に同署で署長感謝状を贈った。 2人は2月12日、伊豆漁協稲取支所からの連絡を受けて栗田さんの船で出港し、東伊豆町稲取の黒根岬で釣り中に海中に転落した千葉県の女性(34)を救助した。女性はライフジャケットを着用していて、けがはなかった。 森正晴署長が2人に感謝状を手渡した。栗田さんは「発見時、女性は手を振っていて大丈夫とは思ったが、けがもなく良かった」と振り返り、稲葉さんは「気温が低い日だったので心配だった。力になれて良かった」と話した。
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危険物扱う施設 自主点検を実施 東伊豆町安全協
東伊豆町危険物安全協会(稲葉智之会長)は2日、春の全国火災予防運動期間に合わせ、同協会加盟事業所で危険物を扱う施設の自主点検を実施した。 同協会の役員が、町内6事業所で施設に不備がないかや、法令で定められた標識や消火器があるかなどを確認した。同町稲取のホテル銀水荘では、稲葉会長ら2人が、重油を保管する地下タンクをチェックした。 稲葉会長は「点検を受ける事業所だけでなく、確認する役員の安全意識高揚にもつなげたい」と話した。優秀事業所は2022年度の通常総会で表彰する。
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東伊豆町長選 事前審査に1陣営 3月8日告示
東伊豆町選挙管理委員会は1日、任期満了に伴う町長選(8日告示、13日投開票)の立候補届け出書類の事前審査を町役場で実施した。新人で元参院議員の岩井茂樹氏(53)の1陣営のみが出席し、町選管職員が書類に不備がないかを確認した。 他に立候補の動きはなく、2014年以来の無投票になる可能性が高まっている。
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熱海土石流 静岡新聞社「読者と報道委員会」
静岡新聞社の「読者と報道委員会」は9日、第34回会合を静岡市駿河区で開いた。議題は熱海市伊豆山の大規模土石流に関する報道。聖隷福祉事業団理事常務執行役員の鎌田裕子委員、弁護士の近藤浩志委員、認定NPO法人エコエデュ理事長の山本由加委員の3氏が本社側と意見交換した。(進行は荻田雅宏編集局長) 初期報道と情報公開 熱海市伊豆山の土石流は県内では近年見られない大災害となりました。発生当初から全県から記者を派遣し、総力戦で取材に臨みました。「熱海」と表記することで熱海市全体への風評被害が生じるとの懸念もありました。混乱の中、初期報道について読者が求める情報を分かりやすく届けられたのか、ご意
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大麻所持した疑い 下田署、男を逮捕
下田署は21日、大麻取締法違反の疑いで茨城県常陸大宮市野口、古家具販売業の男(45)を逮捕した。逮捕容疑は2021年7月6日、東伊豆町内で若干量の乾燥大麻を所持した疑い。署員の職務質問で発覚した。
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屋外日本一 118段のひな壇 東伊豆・素盞鳴神社【動画あり】
屋外では日本一となる118段のひな壇飾りの展示が19日、東伊豆町稲取の素盞鳴(すさのお)神社で始まった。3月13日まで。 展示は同町稲取地区で開催中の「雛(ひな)のつるし飾りまつり」(稲取温泉旅館協同組合主催)の関連行事。本殿に向かって伸びる急な石段に588体のひな人形を並べ、両脇を色鮮やかな10対、約700個のつるし飾りで彩った。 同神社は疫病よけの御利益があるとされ、展示に合わせた神事では新型コロナウイルスの収束も願った。訪れた観光客は急階段に現れた圧巻の光景にカメラを向けていた。 近くを走る伊豆急行線の一部列車は期間中、徐行運転し、車窓から眺めることができる。展示は午前10時半~
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大川地区―稲取地区 自主運行バス減便 東伊豆町方針
東伊豆町の太田長八町長は17日、大川地区と稲取地区を結ぶ町自主運行バスについて、2022年度から土、日曜と祝日は全便を運行中止する方針を明らかにした。同日開会した町議会3月定例会の施政方針で述べた。 大川公民館と志津摩バス停を結ぶ自主運行バスは現在、東海バスに委託し、1日5・5往復運行している。4月からは土日祝日の全便の他、大川公民館発の最終便1便も減便する。町によると、土、日曜の利用者が少なく、新型コロナウイルスの影響で運行経費が増加するため、減便を決めた。 3月の任期満了での引退を表明し、最後の定例会となる太田町長は「新町長の下、安心して暮らせる町の実現をいただくよう引き継いでいく」
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宿泊、夕食で利用可 5千円クーポン券 東伊豆、町民対象
東伊豆町観光協会は、町民1人を含む最大4人までのグループに、町内47の宿泊施設で宿泊や夕食で利用できる1人5千円分のクーポン券を発行する。1月まで実施した同様のキャンペーン第2弾で、利用期間は21日から3月21日まで。 予約は18日午前9時から、各施設のホームページや電話で受け付け、後日クーポン券が郵送される。クーポン券利用時に東伊豆町民であることを証明できる書類の提示が必要。 割引の対象は中学生以上で先着1400人。利用可能施設は同協会ホームページに掲載している。問い合わせは東伊豆町観光協会<電0557(95)0700>へ。
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東伊豆・稲取の森でワーケーション 大学生が空き家を改修
東伊豆町の「稲取ふれあいの森」内にある旧管理棟を改修したワーケーション施設「MORIE(モリエ)」が完成し、このほど内覧会が開かれた。2014年から同町で活動する芝浦工業大(東京)の学生グループ「空き家改修プロジェクト」が町から依頼を受けて改修を担当した。4月以降、ワーケーション客や町内で活動する大学生の拠点として活用する。 木造平屋建て約80平方メートルの建物は1987年に町が建設したが、25年以上未活用だった。学生29人は昨年4月から作業を開始。工事費268万円のうち、3分の2は県の補助金を活用した。 森に囲まれた場所にある施設は、木の質感を生かした意匠が特徴で、ワークスペースやキッ
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カエンカズラ、アサガオ見頃 東伊豆・熱川バナナワニ園
東伊豆町の熱川バナナワニ園で、鮮やかなオレンジ色の花が房状に咲く「カエンカズラ」と冬に花を付けるアサガオ「イポメア・ランビー」が見頃を迎えている。見頃はいずれも2月末ごろまで。 カエンカズラは南米原産のノウゼンカズラ科で、火炎を思わせる色から和名が付いた。つるが10メートル以上に伸び、直径3センチ、長さ7センチほどの筒状の花が20~30輪ずつ束になってつり下がっている。 淡いピンク色のイポメア・ランビーはメキシコ原産。現地では夏に花が咲くが、同園では導入翌年の2001年以降、冬に花を付ける。つるに赤紫色の毛が生え、房状につぼみが付くのが特徴。数メートルに伸びたつるに咲く直径10センチの花
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新人1陣営が出席 東伊豆町長選説明会
東伊豆町選挙管理委員会(前田和夫委員長)は15日、任期満了に伴う町長選(3月8日告示、13日投開票)の立候補予定者説明会を町役場で開いた。出席したのは、既に出馬表明している新人で元参院議員の岩井茂樹氏(53)の1陣営のみで、2014年以来の無投票になる可能性が高まった。 前田委員長は「きれいで正しい選挙へ協力をお願いしたい」とあいさつし、町選管や下田署、伊東郵便局の担当者が選挙運動に関する注意点を説明した。立候補届け出書類の事前審査は3月1日に町役場で実施する。 2021年12月1日現在の選挙人名簿登録者は1万541人(男5087人、女5454人)。
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町長選控え骨格的編成 東伊豆町予算案 一般会計は54億円
東伊豆町は14日、2022年度当初予算案を発表した。一般会計は21年度当初比5・7%増の54億7千万円で、2年ぶりに前年度を上回った。6特別会計と水道事業会計を合わせた総額は同0・6%減の93億5100万円とした。3月に町長選を控え、経常的経費が中心の骨格的な予算編成としたが、今後の事業財源として1億円を財政調整基金に積み立てるなどしたため、一般会計は増加した。 主な事業として、ふるさと納税ができる自動販売機を設置する他、同様の機能を持たせたタブレット端末を旅館などにも置いて観光客の利用を促し、好調なふるさと納税のさらなる増額につなげる。町内2小学校の放課後児童クラブは6月以降、民間委託す
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2月17日から定例会 東伊豆町議会
東伊豆町議会は8日、議会運営委員会を開き、3月定例会の会期を2月17日から3月7日までの19日間と決めた。町提出の2022年度各種予算案など31件と、議員発議の町民福祉の向上に関する決議案1件を審議する。一般質問は17日に4氏が登壇する。
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記者コラム「清流」 温泉街の“真打ち”
古典落語の前座噺(ばなし)の一つに「道灌」がある。人間国宝だった故5代目柳家小さんの一門では、入門して最初に教わるのが、この噺。八五郎と隠居、2人の会話だけで成り立つ単純な噺に、落語の要素が詰まっているのが理由らしい。 演題の由来は、噺に登場する掛け軸に描かれた室町時代の武将、太田道灌。東伊豆町の熱川温泉の開祖とされる人物だ。道灌にちなんで開かれる「石曳(び)き道灌祭り」はコロナ禍を受け、一昨年から仮装をメインに大きく衣替えした。 前座噺の「道灌」で寄席のトリを取れる真打ちは、真の実力があるとされる。熱川も伊豆の温泉地の「入門編」として敷居を下げつつ、玄人も納得させられるか。変化する古湯
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障害者の就職や生活巡る相談会 2月9日から賀茂5町
下田市の賀茂障害者就業・生活支援センター「わ」は9日から、賀茂郡5町で出張無料相談会を開く。障害のある人の就職相談や障害者手帳の取得、医療費助成など、生活全般に関する相談に応じる。 日程は次の通り。いずれも2時間。問い合わせは同センター<電0558(22)5715>へ。 9日=午前10時 西伊豆町役場宇久須支所、午後1時半 松崎町役場▽15日=午前10時 東伊豆町役場、午後1時半 河津町保健福祉センター▽17日=午後1時半、南伊豆町役場
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東伊豆・稲取温泉と縁 英気養った宿【石原慎太郎さん死去】
石原慎太郎さんは60年以上前にヨットでしけに遭い、東伊豆町の稲取港に避難した。この際に、故鈴木良平さん(旅館「浜の湯」元社長)宅に泊まったのが縁で、しばしば同町の稲取温泉で休日を過ごした。 鈴木さんの次男で同温泉の旅館「はまべ荘」を営む文雄さん(82)は「『助けてもらったら、その分助ける』と、父を気に掛けてくれた」と義理堅い性格を明かす。最後に会ったのは約10年前。それでも、石原さんの家族から近況は耳にしていた。「今年1月には『死ぬ前に一度稲取に行きたい』と言っていたと聞いた。稲取はリラックスできる場所だったのだろう」と悼んだ。 2000年夏の三宅島(東京都)の噴火で避難島民を受け入れた
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自宅療養者支援 食料3日分宅配 東伊豆町
東伊豆町は31日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染者のうち、自宅療養者と濃厚接触者に指定された町民に対し、無料で3日分の食料品支援を始めたと明らかにした。 自宅療養者には県が食料品を配布しているが、届くまでに数日を要するため、町がその間を補完する。濃厚接触者の自宅待機も支援、市中感染のリスク軽減を図る。 提供するのは、飲料やレトルト食品など。保健所の聞き取りで感染者や濃厚接触者が町の支援を希望した場合、県が自宅療養者らに町の連絡先を伝えた上で、本人からの希望を受けた町が直接届ける。
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5~11歳のコロナワクチン接種 東伊豆町と河津町連携
東伊豆町と河津町は31日の定例記者会見で、5~11歳の子どもを対象にした新型コロナウイルスワクチンの接種について、両町が連携して実施する方針を明らかにした。両町は子どもや小児科医の数が少ないことから、互いに協力して対応する。 両町によると、対象児童数は東伊豆町が約370人、河津町が約300人。接種場所は各町で設けるが、どちらの町の子どもでも接種が可能な方式を検討している。 国は3月以降に5~11歳の住民への接種を開始するよう各自治体に求めている。
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夜間ライトアップ 伊豆大島・椿まつりで新企画
熱海市、伊東市とジェット船で結ばれている伊豆大島(東京都)で30日、「伊豆大島椿まつり」が開幕する。今年は新企画として、ツバキを夜間にライトアップする。2月限定で東伊豆町の稲取港と伊豆大島を結ぶ季節便が運航される。 祭りは3月27日まで。島に自生する約300万本のヤブツバキや国際優秀つばき園に認定されている椿花ガーデンの園芸種のツバキを楽しめる。同ガーデンでは伊豆大島の特産品を販売するほか、2月4日~3月20日の金、土、日曜の午後7時~8時半にツバキをライトアップする。 熱海港と伊東港を発着するジェット船は祭り期間中、毎日運航される。船便についての問い合わせは東海汽船<電03(5472)
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恐喝の疑い 掛川署が男ら逮捕
掛川署は25日までに、恐喝の疑いで藤枝市生まれ、住所不定、無職の男(25)と東伊豆町在住の男性投資家(27)=処分保留で釈放=を逮捕した。逮捕容疑は共謀して2018年10月下旬、掛川市内で同市の無職男性(27)から現金20万円を脅し取った疑い。同署によると、男と被害者の無職男性は知人関係。男はトラブルの仲裁名目で現金を要求したという。
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定置網回収作業中の男性死亡 河津町沖
22日午前10時10分ごろ、河津町見高の南東約500メートル沖で、海に潜り定置網の回収作業中だった東伊豆町片瀬、会社員の男性(28)が意識不明の状態で見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。下田署によると、男性は会社の仲間5人と海に出た後、1人で潜り、網を切る作業をしていたという。同署は労災事故の可能性があるとみて調べている。
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ワクチン3回目予約開始 東伊豆町
東伊豆町は21日までに、一般高齢者が対象の新型コロナウイルスワクチンの3回目接種の予約受け付けを始めた。接種は個別が2月1日から、集団が3月1日から開始する。町は予約コールセンターへの電話がつながりにくくなっていることから、インターネット予約の活用を呼び掛けている。 予約を開始したのは、2021年7月末までに2回目を接種した65歳以上の高齢者で、既に接種券を発送した。個別接種は2月1~28日に熱川温泉病院と康心会伊豆東部病院で実施する。集団接種は3月1日~4月15日に町役場と町保健福祉センターで行う。4月4日の保健福祉センターでの集団接種を除き、いずれもファイザー製ワクチンを使用する。65
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生まれ変わる建物 東伊豆町・稲取地区 空き家から集いの場に
高度成長期から平成初期にかけて団体旅行客が押し寄せ、にぎわいを見せた東伊豆町の温泉街・稲取地区。宿泊客の減少や高齢化で空き家が増えたこの地区で、空き物件のリノベーション(改修)を軸に、活性化を図ろうとする若者たちがいる。多くは学生時代に町外から稲取地区に関わりを持ち続け、中には移住した人も。住民たちも彼らを温かく迎え入れ、活動が花開こうとしている。 民家→宿泊施設 失敗糧に移住者奮闘 東伊豆町の稲取漁港にほど近い住宅地。車1台がようやく通れる路地を入ると、稲取では珍しい庭付きの民家が見える。同町の合同会社「so―an(そうあん)」の共同代表、荒武優希さん(30)は1月、空き家だ
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雛のつるし飾りまつり 東伊豆・稲取で3月31日まで
女の子の健やかな成長を願う「雛(ひな)のつるし飾りまつり」(稲取温泉旅館協同組合主催)が20日、東伊豆町稲取地区で開幕する。3月31日まで、5カ所で計約3万個のつるし飾りを展示する。 日本三大つるし飾りの一つで、江戸時代から伝わる雛のつるし飾りを後世につなげようと始まったまつりは、今年で25回目。19日は主会場の文化公園雛の館で関係者が神事を行い、館内を報道陣に公開した。 同館には地元の人が端切れに綿を詰め、一つ一つ手作りした1万7千個余りのつるし飾りが展示されている。雛人形の両脇にサルやウサギなど縁起物をかたどったかわいらしい人形がつり下がり、会場を彩っている。滝大輔組合長(40)は
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雛のつるし飾りまつり 東伊豆・稲取で3月31日まで【動画】
女の子の健やかな成長を願う「雛(ひな)のつるし飾りまつり」(稲取温泉旅館協同組合主催)が20日、東伊豆町稲取地区で開幕します。3月31日まで、5カ所で計約3万個のつるし飾りを展示します。
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福祉への就職希望 学生ら対象相談会 オンラインで22日
静岡県社会福祉人材センターなどは22日午後1時から、福祉の仕事に興味のある人や就職希望の学生らを対象に「福祉の就職相談会in賀茂」をオンラインで開催する。下田市、東伊豆町、西伊豆町にも視聴会場を設ける。参加無料。 視聴会場は道の駅開国下田みなと、東伊豆町保健福祉センター、西伊豆町中央公民館の3カ所。午後1時から、福祉の仕事に関するセミナーが開かれた後、午後2時5分からは賀茂地域の社会福祉法人9法人が参加し、就職相談会を開く。下田会場では、ハローワーク出張相談コーナーも設ける。 希望者は21日までに県社会福祉協議会のホームページや、電話などで申し込みが必要。申し込み、問い合わせは県社会福祉
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東伊豆・稲取温泉 にぎわい創出へカフェ 住民、観光客憩いの場に
東伊豆町稲取の稲取温泉旅館協同組合(滝大輔組合長)は20日、温泉街の空き店舗を改修したカフェ「TATENOICHI(タテノイチ)」をオープンする。店舗を地元住民と観光客との交流拠点に位置付け、コロナ禍で疲弊する温泉街の新たなにぎわい創出を目指す。 カフェは滝組合長ら同温泉の若手旅館経営者が企画し、土産物店だった空き店舗を活用した。改修を担ったのは同町の若手建築家グループや地元のデザイナーら。費用は観光庁の補助金を活用したほか、クラウドファンディングでも募った。 店名は地区名の「立野一」が由来。「街全体を包むような店に」との思いから、看板商品にはクレープを選んだ。東伊豆町産のイチゴを使った
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稲取幼稚園で交通・防災教室 下田署など
下田署と県交通安全協会下田支部は13日、東伊豆町の稲取幼稚園で、交通教室と防災教室を開いた。 交通安全指導員が、運動場に設けた模擬の横断歩道を使い、渡り方を指導したほか、署員が地震などによる停電に備え、部屋を日頃から片付けて避難しやすいようにするよう呼び掛けた。 同署に配備されている災害対策車両「ウニモグ」も展示され、園児たちは運転席や荷台に体験乗車した。内木湊君(6)は「ウニモグは大きかった。乗れて楽しかった」と笑顔を見せた。
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記者コラム「清流」 たまには住民として
先日、東伊豆町の地域おこし協力隊員だった荒武優希さんに誘われ、特徴あるまちづくりで注目を集める全国の自治体を視察した3人の報告会に参加した。地元住民にUターンした人、移住者、2拠点生活実践中の人―と背景も世代も多様な参加者同士で語り合った。 このような会に出席しても、これまでは「取材者」に徹し、自分の意見はグッと我慢してきた。しかし、今回は取材を横に置き、考えを語ってみると、それをきっかけに話が弾み、アイデアが湧く楽しさを知った。 今まで記者として、客観性が大事だと、どこか地域と一線を引いていた気がする。紙面で報道する際は客観的な視点を持ちつつ、たまには一人の住民として、意見を交わすことも必
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大島椿まつり「女王」らPR 東伊豆など訪問
東京都大島町の観光キャラバン隊がこのほど、東伊豆町と下田、伊東の両市を訪れ、30日に開幕する「伊豆大島椿まつり」をPRした。 同町役場には、ミス椿の女王の鈴木晴日さん、大島町の木中孝次副町長、大島観光協会の小池祐広会長らが訪れ、太田長八町長にツバキの花束をプレゼントした。 昨年の椿まつりは東京都に緊急事態宣言が発令され、大幅に規模を縮小したため、本格開催は2年ぶり。鈴木さんは「既に開花が始まり、30日の開幕には見頃を迎える。3月からは大島桜とのコラボレーションも楽しめる」とアピールした。 椿まつりは3月27日までで、自生する約300万本のヤブツバキや、千種類を超える園芸種のツバキの花が
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「買い物列車」第2弾運行 東京都市大研究室 伊豆急4駅で販売
伊豆急行線の電車を“移動スーパー”として走らせる「買い物列車」が12日、同線で運行された。東京都市大(東京)ユニバーサルデザイン研究室が主催し、2021年10月に続いて2回目。駅周辺に商店が少ない東伊豆町と下田市の4駅に停車し、地域住民が買い物を楽しんだ。 今回は前回の約3倍の1500点余りを並べた。野菜や日用品の他、伊豆急行の関連会社が電車に冷蔵庫を搭載し、干物や弁当、菓子なども販売した。 下田市の蓮台寺駅で、野菜や菓子などを買った近所の女性(79)は「普段は下田の街中まで行かなければ買い物できない。近くで買えるのはうれしい」と話した。 買い物列車を企画した同
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静岡人インタビュー「この人」 佐野舞桜さん 第6代ミス雛のつるし飾りに選ばれた
東伊豆町の観光PR役を担う第6代の「ミス雛(ひな)のつるし飾り」に選ばれた。20日から同町の稲取温泉で開かれる「雛のつるし飾りまつり」で本格デビューする。筑波大生命環境学群で生物学を学ぶ。21歳。 ―受賞の喜びを。 「コンテストに出場した方は、皆さん素晴らしい人ばかりだった。その中で選んでいただけ、とてもうれしい。いただいたご縁を大切に頑張っていきたい」 ―応募の動機は。 「家族で稲取温泉を訪れた際、文化公園で見たかわいらしいつるし飾りに感動した。つるし飾りにまつわるPR活動ができたらと思い、応募した」 ―東伊豆町でお気に入りの場所は。 「生物、特に植物に興味があるので、熱川バナ
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障害者就職相談会 12日から賀茂5町
下田市の賀茂障害者就業・生活支援センター「わ」は12日から、賀茂郡5町で出張無料相談会を開く。 障害のある人の就職相談や障害者手帳の取得、医療費助成など、生活全般に関する相談に応じる。 日程は次の通り。いずれも2時間。問い合わせは同センター<電0558(22)5715>へ。 12日=午前10時 西伊豆町役場、午後1時半 松崎町役場▽18日=午前10時 東伊豆町役場、午後1時半 河津町保健福祉センター▽20日=午後1時半 南伊豆町役場
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伊豆急行「買い物列車」1月12日に運行 大学生、2回目企画
伊豆急行線の電車を“移動スーパー”として走らせる「買い物列車」が2022年1月12日、同線で運行される。21年10月に続く2回目の運行で、今回も東京都市大(東京)ユニバーサルデザイン研究室が主催する。駅周辺に商店が少ない東伊豆町と下田市の4駅に約30分~1時間停車し、地域住民に買い物の場を提供する。 買い物列車は同線の地域課題を調査する同研究室3年の小山田祥さん(21)=神奈川県平塚市=が中心になって企画した。前回は日用品や野菜、菓子など550点をほぼ完売した。今回は前回の約3倍の商品を用意する。人気だった首都圏の老舗の菓子も種類を増やすほか、伊豆急行の関連会社か
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東伊豆の宿泊施設利用 1人5000円クーポン発行 賀茂1市4町住民対象
東伊豆町観光協会は、同町を除く賀茂地域1市4町の住民1人を含む最大8人までのグループに、町内48施設で宿泊に利用できる1人5千円のクーポン券を発行する。予約の受け付け開始は2022年1月4日午前9時で、利用できる期間は同年1月11日~2月28日。 対象は下田市と河津、南伊豆、松崎、西伊豆の各町の住民。町の補助を受けた緊急誘客対策の第2弾で、先着1500人分を用意する。予約は各施設に直接電話やインターネットで申し込み、後日協会からクーポン券が郵送される。施設でクーポン券と対象市町在住を証明できる運転免許証などの証明書を提示すると、割引が受けられる。 1人1施設につき、1予約まで。一部を除き
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東伊豆の雛の館 1~3日特別開館 つるし飾り展示
東伊豆町に伝わる雛(ひな)のつるし飾りを展示する稲取文化公園雛の館(同町稲取)は、2022年1月1~3日に特別開館する。 年始の観光客向けの恒例行事。開館時間は各日午前10時~午後3時(正午~午後0時半は休館)で、入館料は500円。稲取温泉旅館協同組合加盟施設の宿泊者は無料。 問い合わせは稲取温泉旅館協同組合<電0557(95)2901>へ。
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ワニの背中も大掃除 年末恒例行事 東伊豆の動植物園
東伊豆町の動植物園「熱川バナナワニ園」で27日、年末恒例のワニ池の大掃除が行われた。ワニも飼育員からデッキブラシで背中をこすってもらい、1年の汚れを洗い落として新年を迎える準備をした。 4種10頭を飼育する同園分園のワニ池では、早朝から池の水を抜き、飼育員らが池の壁や底を掃除した。飼育員は徐々に減る水の中から姿を現した体長約3メートルのミシシッピワニ2頭にも水を掛けながら、デッキブラシで背中など体についたこけを落とした。ワニの皮膚に傷などがないかも確認した。 ワニのブラッシングは1971年から続く年末の風物詩。同園は本園、分園含め16種類約100頭のワニを飼育している。神山浩子副園長は「
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まちづくり、人的資源活用へ 東伊豆町と杏林大が協定
東伊豆町はこのほど、杏林大(東京都三鷹市)とまちづくりや知的、人的資源の活用などに関する包括連携協定を結んだ。同大で行った締結式で、太田長八町長と大滝純一学長が協定書に署名した。町は医学部や保健学部のある同大と、健康と観光を融合させた「ウェルネスツーリズム」を中心に連携を図る。 両者は今後、東伊豆町での学生の受け入れや、首都圏のイベントでの協力、温泉などの資源を活用した観光、リハビリなど双方の知見を生かした活動などで連携を目指す。 大滝学長は「今後の事業展開を期待したい」と述べた。太田町長は「多くの若い人たちを町で受け入れたい」と意気込みを語った。 同町は昭和女子大、駒沢女子大、共立女
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警察業務に協力 下田署、13個人5団体表彰
下田署は21日、警察業務に協力した功労者への署長感謝状贈呈式を同署で開き、交通安全や特殊詐欺被害防止などに尽力した管内の13人と5団体を表彰した。森正晴署長がそれぞれに感謝状を手渡し「地域の期待に応えるため、治安維持にまい進していく。今後も変わらず、支援をお願いします」と述べた。 感謝状を受けた個人、団体は次の通り。 【個人】志田好恵(下田市)宮本光子(同)佐野晃一(同)相馬知也(同)外岡福美(同)仲田和正(西伊豆町)木村安仁(同)梅田兼男(同)堤栄助(同)土屋守緒(松崎町)土田明美(同)関良志雄(同)小林秀一(同) 【団体】下田自動車学校(下田市)下田有線テレビ放送(同)小林テレビ設
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高齢者の移動支援 実験開始 静岡県と東伊豆町
静岡県と東伊豆町は20日、高齢者の移動や外出支援サービスの事業化に向けた実証実験を同町で始めた。初日は登録したボランティアが、高齢者サロンの利用者3人を送迎した。 ボランティア8人は、同町社会福祉協議会や自身の車で、3人の自宅からサロンが開かれている同町の奈良本公民館へ送迎した。参加したボランティアの田中博子さん(77)は「元気なうちに町の皆さんの役に立ちたい」と意気込みを語った。 普段は友人の車に乗って通う利用者の楠山信之さん(83)は「送迎してもらえると、気兼ねせず利用でき、便利になる」と喜んだ。 県は高齢化率の高い賀茂地域の市町と協力し、地域の健康な高齢者のボランティアら移動手段
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稲取温泉旅館協同組合(東伊豆町)滝大輔組合長/カフェ開業、若者集客へ【キーパーソン】
コロナ禍で客足が激減した東伊豆町の稲取温泉を活性化しようと、空き店舗を改修したカフェが2022年1月にオープンする。家業の旅館業を引き継いだ“若旦那”が中心となり、課題の若年層の取り込みを狙う。 ―カフェ開業の経緯は。 「組合長に就任したばかりで襲ったコロナ禍で、人一人いなくなった温泉街に危機感を覚えた。カフェ開業は観光庁の『高付加価値化推進事業』に応募し、採択されたプロジェクトの一環。元々課題だった若年層の取り込みが不可欠と感じ、同級生の正副組合長3人と、地元の若者たちでカフェの開業計画をまとめた。費用の一部はクラウドファンディングで募った」 ―カフェ開店の狙
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東伊豆町の臨時給付金 現金10万円一括方針
東伊豆町は20日の定例記者会見で、18歳以下の子どもがいる世帯向けの臨時特別給付金について、年内に現金10万円で一括給付する方針を明らかにした。 国が年内の現金一括給付を認める方針を受けた措置。児童手当を受給する中学生以下の対象者には27日に同手当の支給口座に振り込む。 申請が必要な高校生や新生児には、年内に申請書を送付し、順次受け付ける。高校生などへの支給開始は2022年1月中を予定する。給付対象者は合計約1040人。 町は町議会に報告後、21日に追加の関連予算を専決処分する方針。
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東伊豆で震度2 17日午後4時ごろ
17日午後4時16分ごろ、伊豆大島近海を震源とする地震が発生し、東伊豆町で震度2を観測した。静岡地方気象台によると、震源の深さは約10キロ、地震の規模はマグニチュード(M)2・9と推定される。
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ミス雛のつるし飾り、佐野さん(沼津)選出 東伊豆町観光協会
東伊豆町観光協会は12日、同町の観光PR役を選ぶ「第6回ミス雛(ひな)のつるし飾りコンテスト」を同町で開いた。グランプリの「ミス雛のつるし飾り」には、沼津市の大学生佐野舞桜さん(21)を選出した。 準グランプリの「雛娘」には千葉県の女優染木彩花さん(21)、「桃娘」には川崎市の大学生広田明子さん(20)を選んだ。広田さんは姉も第3代「桃娘」に選ばれていて、姉妹での選出となった。 任期は2年間で、来年1月20日に同町の稲取温泉で開幕する「雛のつるし飾りまつり」から本格的に活動を始める。佐野さんは「いただいたご縁を大切に、好奇心を持ってPR活動に取り組みたい」と抱負を語った。 コンテストは
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東伊豆で210戸停電 10日午前
10日午前8時55分ごろ、東伊豆町片瀬地区の一部約210戸で停電が発生し、約1時間半後に全戸復旧した。 東京電力パワーグリッド静岡総支社によると、地中ケーブルの絶縁不良が原因という。
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7件を可決、承認 東伊豆町議会閉会
東伊豆町議会12月定例会は8日、最終本会議を開いた。4氏が一般質問した後、1900万円を追加した2021年度一般会計補正予算案など7件を審議し、いずれも原案通り可決、承認された。
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12月11日から花火演舞 東伊豆・稲取温泉、計6日間
東伊豆町の稲取温泉観光協会などは11日から24日までの土、日曜を中心にした6日間、花火イベント「稲取温泉花火演舞」を開催する。各日午後8時半から約10分間、500発以上の打ち上げ花火が温泉街の夜空を彩る。 イベントは例年、夏に開催しているが、緊急事態宣言の発令で延期されていた。来年1月の雛のつるし飾りまつり期間中も開催する。問い合わせは稲取温泉観光協会<電0557(95)2901>へ。 開催日と打ち上げ場所は次の通り。 11、12日 サンライズテラス▽18、19日 稲取漁港▽23、24日 サンライズテラス、稲取銀水荘前
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東伊豆町議会 12月定例会開会
東伊豆町議会12月定例会は7日開会し、会期を8日までと決めた後、5氏が一般質問した。8日は4氏が一般質問する他、2021年度一般会計補正予算案など7議案を審議する。
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東伊豆で震度1
6日午後1時47分ごろ、伊豆大島近海を震源とする地震が発生し、東伊豆町で震度1を観測した。静岡地方気象台によると、震源の深さはごく浅い地点とみられ、地震の規模はマグニチュード(M)3・2と推定される。
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障害者生活支援、8日から相談会 賀茂5町で
下田市の賀茂障害者就業・生活支援センター「わ」は8日から、賀茂郡5町で出張無料相談会を開く。 障害のある人の就職相談や障害者手帳の取得、医療費助成など、生活全般に関する相談に応じる。 日程は次の通り。いずれも2時間。問い合わせは同センター<電0558(22)5715>へ。 8日=午前10時 西伊豆町保健センター、午後1時半 松崎町役場▽16日=午後1時半、南伊豆町役場▽21日=午前10時 東伊豆町役場、午後1時半 河津町保健福祉センター
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東伊豆で震度1 5日午前4時42分ごろ
5日午前4時42分ごろ、伊豆大島近海を震源とする地震があり、東伊豆町で震度1を観測した。静岡地方気象台によると、震源の深さは約10キロ、地震の規模はマグニチュード(M)2・9と推定される。
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東伊豆町 藤辺選手(韮山高2年)が遅れ挽回【静岡県市町駅伝】
東伊豆町は序盤に大きく出遅れた。5区藤辺心海選手=韮山高2年=(17)は、およそ3分の差を付けられていたチームを捉える走りで順位を一つ上げ、チームに勢いをもたらした。 高校から陸上を始め専門は競歩。東海大会出場を果たすなど力をつけた。市町駅伝出場は一昨年以来。今回の走りを「もうちょっといけた」と悔しがったが、学業との両立を図りながら練習に臨み、「しっかりと走り抜くことができ、チームを後押しできたのはよかった」と評価した。 下山順一監督(53)は「来年は(選手層が)さらに厳しくなりそう。小中学生の成長が鍵になる」と見据えた。
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東伊豆町長選 3月13日投開票
東伊豆町選挙管理委員会は1日、任期満了(2022年3月25日)に伴う町長選の日程を同年3月8日告示、同13日投開票と決めた。 同町長選にはこれまで、元自民党参院議員の岩井茂樹氏(53)が出馬を表明している。現職の太田長八氏(70)は今期限りでの引退を表明した。 1日現在の選挙人名簿登録者は1万541人(男5087人、女5454人)。
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東伊豆町長選出馬 岩井氏が正式表明
元自民党参院議員の岩井茂樹氏(53)は30日、東伊豆町内で記者会見し、2022年3月25日任期満了の同町長選に無所属で出馬すると正式に表明した。 岩井氏は「東伊豆に骨をうずめる覚悟。スピード感のある行政を進め、地域の先駆者になりたい」と決意を述べた。人口減対策に重点を置くとし「防災力強化で地域の安心をつくり、定住につなげたい」と強調した。 岩井氏は名古屋市生まれ。10年の参院選で静岡選挙区から初当選し、国土交通副大臣などを歴任。2期目途中の今年6月、知事選に出馬し、落選した。同町長選への出馬表明は岩井氏が初めて。現職の太田長八氏(70)は4期目の今期限りでの引退を表明している。
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東伊豆町長選 岩井茂樹元参院議員出馬へ 現職太田氏、4期で退任
2022年3月25日に任期満了を迎える東伊豆町長選で、元自民党参院議員で国土交通副大臣を務めた岩井茂樹氏(53)が29日までに、無所属で出馬する意向を固めた。一方、現職の太田長八氏(70)は同日、4期目の今期限りで退任する意向を表明した。 同町長選へ出馬の意向が明らかになったのは、岩井氏が初めて。30日に正式表明する。岩井氏は取材に「東伊豆町の支援者から要請を受け、決断した。国政の経験を生かし、人口減を食い止めていきたい」と出馬の動機を述べた。既に三島市から同町へ移り住み、準備を進めている。 太田氏は同日町役場で開かれた記者会見で、「4期目当初から、今期限りと決めていた。後進に道を譲りた
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東伊豆町議会 来月7日開会 12月定例会
東伊豆町議会は25日、議会運営委員会を開き、12月定例会の会期を7、8日の2日間と決めた。 町は2021年度一般会計補正予算案など7件を提出する。一般質問は7日に5氏、8日に4氏が登壇する。
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東伊豆河川整備 基本方針を了承 県審議会
静岡県河川審議会はこのほど、オンライン会合を開き、白田川水系(東伊豆町)と稲取大川水系(同)の河川整備基本方針を了承した。両水系はともに伊豆半島の急流河川で、基本方針には洪水や津波など災害対策に関する事項も盛り込んだ。 国による流域治水の方針を意識し「流域全体で災害発生の防止、軽減に向け、あらゆる関係者が協働して主体的に取り組む総合的な治水対策を推進するための必要な支援を行う」と明記。まちづくり計画との調整や連携に関しても記載した。 また、流域に温泉街があることを踏まえて観光客を含めた防災情報伝達や避難の体制整備についても触れた。 会合では小坂川水系(静岡市駿河区)の基本方針骨子案も示
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幼なじみ 旅館の若旦那3人結束 稲取温泉にカフェ開業目指す
東伊豆町の稲取温泉の若手旅館経営者3人が中心となり、海岸に近い温泉街の空き店舗を改修し、カフェの開業を目指している。稲取の新たな魅力を発掘、発信していく拠点と位置付ける。さらに、「観光客と地元客の交流の場に」と町に関わる若者の力を借り、年末の開業に向けて汗を流す。改修費の一部はクラウドファンディングで募っている。 企画したのは、稲取温泉旅館協同組合長の滝大輔さん(40)=稲取東海ホテル社長=と、共に副組合長の定居宏康さん(40)=喜久多グループ専務=、加藤晃太さん(39)=ホテル銀水荘社長=。3人は同学年、家業の旅館も隣同士の幼なじみだ。 団体旅行を中心にかつてにぎわった稲取の温泉街。定
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2幼稚園、熱川へ統合を 東伊豆町教委、諮問委が答申
東伊豆町教委の諮問機関「町学校教育環境整備委員会」(渡辺健司会長)は18日、2023年度に熱川、稲取の町立2幼稚園を熱川の1園に統合することが望ましいとする答申書を提出した。町教委は今後、町総合教育会議に諮り、方針を最終決定する。 同委員会は保護者や地域の代表ら11人で組織し、5月から7回、幼稚園再編について議論した。答申書では、少子化や保育園需要の高まりから、2園の在園者数が減少し、今後も傾向は変わらないとし、「教職員の集中配置で幼稚園教育の充実を図りたい」とした。統合先は稲取幼稚園に比べて建物が新しく、施設も充実する熱川幼稚園が適切とした。 横山尋司教育長は「方針の最終決定後、通園方
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Uターン就農支援を 川勝知事と意見交換 河津町で静岡県広聴会
賀茂地域の移動知事室は最終日の18日、川勝平太知事と地域住民が意見交換する広聴会「平太さんと語ろう」を河津町の河津バガテル公園で開いた。河津、東伊豆両町への移住者ら4人が、町おこしや事業を通じて感じた課題の解決策などを提言した。 河津町でワサビを生産、販売する渡辺芳子さんは息子がUターンして就農した経験を踏まえ、「新規就農者だけでなく、事業拡大するなどしたUターン就農者には支援をしてほしい」と要望した。東京から移住した東伊豆町地域おこし協力隊の高瀬真由さんは「移住者だけでなく、Uターン者を対象にした地域おこし協力隊の創設を」と訴えた。 川勝知事は渡辺さんらの要望に「国への働き掛けが必要」
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移住者らと意見交換 移動知事室、賀茂地域で開始
川勝平太知事が県民から政策課題や要望を直接確認する「移動知事室」が17日、賀茂地域で始まった。初日は下田市、東伊豆町、河津町の移住者や観光関係者らと意見交換した。18日は河津町で広聴会が開かれる。 東伊豆町稲取のシェアオフィス「イースト・ドック」では、同所を運営するNPO法人理事長の荒武優希さん(30)ら20~30代の移住者や都市部と同町の2拠点で生活する4人が、それぞれの活動を紹介した。 大阪の会社で主にリモート勤務しながら同町でも生活する高浜拓也さん(27)は「東伊豆町の交流人口を増やそうと、手弁当で町外から人を呼んでいるが限界がある」と訴えた。川勝知事は「ボランティアだけではつぶれ
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東伊豆、河津町 功労者を表彰 町政発展に貢献
東伊豆町と河津町はこのほど、長年にわたって町政の発展などに貢献した人たちを表彰した。 受賞者は次の通り。 【東伊豆町】教育学術文化有功 柿沼悠子(奈良本)▽自治有功者 鈴木新一(稲取) 【河津町】功労表彰 斎藤修身(川津筏場)高川千里(谷津)▽有功表彰 鈴木英司(湯ケ野)相馬茂(下佐ケ野)
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「代表の誇り持ち頑張る」 東伊豆町が結団式【静岡県市町駅伝】
12月4日に静岡市で開かれる県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)の東伊豆町チームは15日夜、町役場で結団式を行った。 太田長八町長は「普段の練習通りに走ってほしい。苦しい時には町民の応援を思い出して」と激励した。 選手を代表して平山翔主将(稲取高2年)が「町の代表としての誇りを持って、たすきをつなげられるよう頑張りたい」と健闘を誓った。 その他の選手、スタッフは次の通り。 総監督 高橋謙一(高橋建設)▽監督 下山順一(稲取高教諭)▽コーチ 島田友也(東伊豆町役場)▽選手 山本実玖(稲取小5)西尾聖愛(熱川小6)鈴木拓斗(稲取小6)榎本壮志(熱川小6)石黒澄空(
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ドローン操縦体験しよう 東伊豆で23日開催
東伊豆町観光協会は23日午後2時から、ドローン操縦体験会「伊豆DEドローンin細野高原」を同町稲取の細野高原で開く。 通常、許可のないドローンの飛行が禁止されているススキの名所、細野高原でドローンを操縦できる他、動画や画像の撮影も体験できる。講師は女性グループ「ドローンジョプラス」が座学と実技を担当する。 対象は10歳以上で、高校生以下は保護者の付き添いが必要。料金は1人4千円(撮影データの引き渡しには別途2200円必要)。雨天時は町立体育センターで実施する。 申し込みは同協会のホームページ、電話で受け付ける。締め切りは18日。申し込み、問い合わせは東伊豆町観光協会<電0557(95)
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姉妹都市長野・岡谷の特産販売 28日に東伊豆
東伊豆町の港の朝市運営委員会は28日午前8時から、同町役場駐車場で開く「港の朝市」で、同町と姉妹都市提携を結ぶ長野県岡谷市の特産品を販売する。 リンゴや野沢菜漬け、地元の銘菓などが並ぶ。恒例行事で、例年2~3時間ほどで売り切れるという。問い合わせは東伊豆町観光産業課<電0557(95)6301>へ。
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東伊豆町の風力発電所、民営化へ 2022年度以降に再建設
東伊豆町議会は9日、臨時会を開き、風車の故障で2020年に稼働停止した町営風力発電所の民営化に関連し、参入を計画する民間事業者側に1100万円を出資する21年度一般会計補正予算案を可決した。施設を民間事業者側が22年度以降に撤去。現在の倍近い高さ120メートルの風車3基を新設し、計7470キロワットを発電する計画が前進した。 補正予算は、町が発電所用地の地上権を東京の再生エネルギー会社「GPSSホールディングス」が設立する事業目的会社に22年間貸し出し、賃借料2100万円を一括で受け取る。町はそのうち1100万円を事業目的会社に匿名出資し、残りは用地を事実上管理する白田区に分配する。町の出
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東伊豆町内の宿泊施設で利用 町民に1人5千円割引クーポン
東伊豆町観光協会は、中学生以上の町民1人を含む最大8人までのグループに、町内50の宿泊施設で宿泊や夕食で利用できる1人5千円分のクーポン券を発行している。利用できる期間は15日~2022年1月28日まで。同協会の担当者は「コロナ禍で疲弊する町内経済の活性化に」と活用を呼び掛けている。 予約は各宿泊施設の公式ホームページや電話で受け付け、後日、同協会からクーポン券が郵送される。宿泊や夕食を利用する際に、施設でクーポン券と東伊豆町民であることを証明できる運転免許証などの書類を提示すると、割引が受けられる。事業は町の補助金750万円を活用し、先着1500人分。 1人1施設1予約まで。一部施設を
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昭和の伊豆感じて 下田でレトロポスター展 伊豆急60周年記念
伊豆急行(伊東市)は1日から、開業60周年を記念し、伊豆急下田駅など下田市内3カ所で、1960~70年代の観光ポスターを飾った「昭和レトロなポスター展」を開いている。61年の同線の開業告知など、貴重なポスター計50枚が展示されている。2022年2月28日まで。 ポスターが展示されているのは伊豆急下田駅、同駅前の土産物店「下田時計台フロント」、寝姿山山頂公園にある無料休憩所の3カ所。同社に保管されている約130枚のうち、時代を感じさせる写真やデザインを中心に選び、展示している。 伊豆急下田駅に深夜に到着し、翌朝まで駅に止まる車内で仮眠が可能だった列車「なんず号」の告知ポスターや、1970
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徳造丸が義援金 熱海市に107万円
海産物販売などを手掛ける徳造丸(東伊豆町)は1日、熱海市伊豆山の大規模土石流の義援金107万428円を市に寄付した。同社の各店舗に募金箱を設けるなどして浄財を募った。
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熱川温泉街 仮装姿で歩く 東伊豆で石曳き道灌祭り
東伊豆町の熱川温泉で30日夜、同温泉を発見したとされる室町時代の武将、太田道灌にちなんだ「石曳(び)き道灌祭り」(同温泉観光協会主催)が開かれた。 例年開かれる伊豆石の石曳き再現に変わり、和装の仮装イベントが開かれ、約20組が甲冑(かっちゅう)姿や漫画のキャラクター衣装を身にまとい、温泉街を歩いた。 同祭りは例年、重さ12トンの伊豆石を宿泊客らが引くイベントが呼び物だが、新型コロナウイルス対策として2年連続で中止にした。昨年に続き、仮装イベントをメインに据えた。 参加者は海岸沿いの道に50メートルほど敷かれた赤じゅうたんの上をゆっくりと歩きながら宿泊客らにアピールした。 その他、打ち
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東伊豆食材PR 女性農家グループ 開発商品使ったメニューで試食会
東伊豆町の農家の女性でつくるグループ「ミセスこらってぃ」(山田里美代表)はこのほど、同グループが製造するドライフルーツや乾燥野菜を使ったメニューの試食会を同町稲取のシェアスペース「ダイロクキッチン」で開いた。 試食会は同町産の規格外のかんきつ類や野菜を使った商品のPRを目的に実施した。メンバーが考案したドライフルーツのパウンドケーキやパフェ、乾燥野菜を入れたカレーなど5種類を提供した。 試食した地域住民や観光客らは「かんきつの皮の苦みが味のアクセントになった」「野菜の深い味わいが感じられる」などと感想をメンバーに伝えていた。 ドライフルーツや乾燥野菜は同町の稲取漁港直売所「こらっしぇ」
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音楽、踊り…子どもに思い出 東伊豆「オータムフェス」
東伊豆町の住民有志でつくるグループ「ほし☆そらシネマIZU」は16日、子ども向けイベント「オータムフェス」を同町の熱川小で開いた。ステージ発表や映画で、親子が秋のひとときを楽しんだ。 イベントは新型コロナウイルス感染拡大の影響で、親子で楽しめる場が少なかったことから企画した。体育館のステージでは、稲取高吹奏楽部がアニメソングやポップスなどを演奏した。「パプリカ」の演奏では、町内の小学生や幼稚園、保育園児約30人が一緒になって踊り、会場を盛り上げた。 地元小中学生のダンスや、町地域おこし協力隊の高瀬真由さんの音楽ステージも披露された他、アニメ映画「ぼくらの7日間戦争」も上映された。 (下
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東伊豆雛のつるし飾りと河津桜の俳句募集 11月末まで
東伊豆町の「桜と雛(ひな)の俳句大会実行委員会」(須佐衛士会長)は11月30日まで、「第13回河津桜と雛のつるし飾り俳句大会」の俳句作品を募集している。 大会は昨年、東伊豆町の「雛のつるし飾り俳句大会」と河津町の「河津桜まつり俳句大会」を統合した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本大会は実施せず、事前投句で募集する。選者は落合美佐子さん、原霞さん、萩原陽里さん、寺林芳子さん、小沢勝正さん。来年2月ごろに優秀作品を発表、表彰し、参加者に大会の句集を送る。 作品は「桜」か「雛」を季題とする。投句料は2句1組千円(高校生以下無料)で、投句用紙は大会ホームページからダウンロードする。詳しい
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東京ドーム26個分 ススキの大草原 東伊豆・細野高原
東伊豆町稲取の細野高原で8日、「秋のすすきイベント」(町観光協会主催)が開幕した。相模湾を望む天城山麓に東京ドーム26個分、125万平方メートルのススキの大草原が広がる。今年は例年より早く穂が開き始め、見頃を迎えている場所もある。11月5日まで。 高原内のススキは、既に一部で白く穂が開き始め、秋風に揺れる様子が楽しめる。標高821メートルの三筋山山頂からは、ススキ野原と相模湾、伊豆七島を一望できる。 今年も三筋山頂へのシャトルタクシーは運行を中止した。細野高原駐車場から距離1・5~6・5キロ、所要時間30分~1時間20分の三つのウオーキングコースを紹介する。17日はガイドツアーを行う。
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伊豆急電車が“移動スーパー”に 都内の学生企画、買い物弱者を支援
伊豆東海岸を走る伊豆急行線で6日、沿線の買い物弱者向けに電車を“移動スーパー”として走らせる「買い物列車」が運行された。東京都市大(東京)3年の小山田祥さん(21)=神奈川県平塚市=が企画。周辺にスーパーなどが少ない4駅に停車し、停車時間内に地域住民が買い物を楽しんだ。 伊豆急行沿線の地域課題を大学で研究する小山田さんは調査を進める中で、「地域の高齢者が買い物に不安を持っていることを知った」という。電車を“移動販売車”にし、買い物弱者の課題解決に取り組みながら、コロナ禍で利用が低迷する地方鉄道の新たな活用法にもつなげたいと、所属する西山敏樹
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賀茂5町で障害者生活相談会 13日から
下田市の賀茂障害者就業・生活支援センター「わ」は13日から、賀茂郡5町で出張無料相談会を開く。 障害のある人の就職相談や障害者手帳の取得、医療費助成など、生活全般に関する相談に応じる。 日程は次の通り。いずれも2時間。問い合わせは同センター<電0558(22)5715>へ。 13日=午前10時、西伊豆町保健センター、午後1時半、松崎町役場▽19日=午前10時、東伊豆町役場、午後1時半、河津町保健福祉センター▽21日=午後1時半、南伊豆町役場
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決算8議案を認定 東伊豆町議会閉会
東伊豆町議会9月定例会は28日、最終本会議を開き、2020年度各種決算8議案をいずれも原案通り認定し、閉会した。
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石曳き道灌祭り 仮装で楽しもう 東伊豆、参加者募集
東伊豆町の熱川温泉観光協会は10月23日まで、同町の熱川海岸で同月30日に開催する「第9回石曳(び)き道灌祭り」で開催する仮装イベント「道灌ハロウィーン!」の参加者を募集している。 例年実施している12トンの伊豆石の石引きイベントは今年も中止し、2年連続で仮装イベントを開く。今年はコンテスト形式を採らず、仮装した参加者が赤じゅうたんの上を25メートル歩いて披露する「仮装ランウェイ」とする。 祭りは午後7時20分、仮装ランウェイは同8時10分から。同8時40分からは花火も打ち上げる。 仮装は和装が条件。参加希望者は同協会のホームページで申し込む。同町に緊急事態宣言発令時は中止、まん延防止
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草原の価値、全国で共有 東伊豆でサミット
草原保全に取り組む全国の自治体や団体がオンラインで参加する「第13回全国草原サミット・シンポジウムin東伊豆」(同実行委主催)が26日、東伊豆町で始まった。草原の持つ公益的な役割や価値のPRに向け、取り組みや課題を共有し交流する。27日まで。 この日は町役場でシンポジウムを行った。太田長八町長ら関係者が登壇したパネル討論では、ススキで有名な同町の稲取細野高原の発展について意見を交えた。採草地として栄えた歴史を振り返り、観光に加えて農業や教育の振興に役立てる方策を改めて考えた。自然の価値を地元で再認識し、保全活動の担い手を確保する大切さなどを確認した。 サミットは1995年に始まった。おお
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東伊豆で「ミス雛のつるし飾り」募集
東伊豆町観光協会は11月20日まで、「第6回ミス雛(ひな)のつるし飾りコンテスト」の出場者を募集している。同町の観光PR役として3人を選び、町内外のイベントや観光宣伝活動に取り組んでもらう。任期は2年間。 応募資格は18~28歳(高校生不可)の未婚女性で、県内または東京、神奈川、千葉、埼玉の各都県の在住、在学者。賞金として、グランプリのミス雛のつるし飾りに10万円、「雛娘」「桃娘」にそれぞれ5万円を贈る。 書類での1次審査後、2次審査を12月12日に公開オーディション形式で、同町の熱川温泉で実施する。 応募書類は同協会のホームページからダウンロードし、郵送する。問い合わせは東伊豆町観光協会<
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福祉や教育課題解決へ 静岡大 五つの事例を紹介
静岡大サステナビリティセンターは22日、社会の持続的な発展に向けて教員や学生が取り組む研究の情報交換会をオンラインで開いた。きめ細やかな福祉支援や教育現場の課題解決に関するプロジェクトなど地域と連携した五つの事例を紹介した。 教育学部の香野毅教授は、静岡市のNPO法人と連携した発達障害児のサポート活動などを報告した。複雑化する社会背景に着目し、子どもの学習支援にとどまらず保護者の個別カウンセリングや小学校、園の教職員を対象とした研修会を実施していることを説明。「子どもの多様なニーズを支援していくには、あらゆる環境、人材、機関が連携対象になる」と述べた。 そのほか、教員指導力の向上を図るため大
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オンラインで「草原サミット」開催 東伊豆で26、27日
東伊豆町で26、27の両日、「第13回全国草原サミット・シンポジウムin東伊豆」(同実行委主催)が開かれる。新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年延期されていた。今回はススキで知られる細野高原がある同町と、全国の草原のある自治体がオンラインで交流する。 同サミットは1995年に始まり、おおむね2年に1回、全国の草原のある自治体で開かれている。同町での開催は初。今回は前回開催地の宮崎県串間市と川南町の他、熊本県南阿蘇村、兵庫県新温泉町など8市町村が参加する。 26日はシンポジウムが開かれ、芸北高原の自然館(広島県)の白川勝信主任学芸員が基調講演した後、太田長八東伊豆町長ら関係者とパネル討論
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台風14号接近予想 「漁港シネマ」中止 東伊豆町観光協
東伊豆町観光協会は17日、同町の稲取漁港で18日に開催予定の映画鑑賞会「漁港シネマ」を中止すると発表した。台風14号の接近が予想されるため。 問い合わせは東伊豆町観光協会<電0557(95)0700>へ。
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カピバラとシマウマ 赤ちゃん誕生♡ 東伊豆・アニマルキングダム
東伊豆町稲取の動物園「伊豆アニマルキングダム」でこのほど、シマウマ1頭とカピバラ2頭が誕生した。愛らしい赤ちゃんたちの姿が、来園者の人気を集めている。 「ベガ」と名付けられたシマウマの赤ちゃんは雌で、父親のチョコと母親のレアの間に8月10日に誕生した。体長は70センチほどで、母親のそばに寄り添いながら、草をはんだり、ミルクをおねだりしたりするほほえましい姿が見られる。 9月1日に誕生した2頭のカピバラはそれぞれ「ウォッカ」「トニック」と名付けられ、性別不明。体長は共に20センチ前後。飼育員によると、ウォッカは人懐っこく、トニックはおとなしい性格という。天気のいい日は、日陰で寝そべる姿が来
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災害査定にドローン活用 下田土木事務所 県職員が操縦、初の事例
静岡県下田土木事務所はこのほど、7月の豪雨災害で被害を受けた東伊豆町の白田川で、国の災害査定にドローンを活用した。同事務所職員がドローンを操縦し、上空からの映像を交えて被災状況を説明した。県職員が操縦したドローンを災害査定に活用するのは、県内で初めてという。 白田川の護床ブロックや魚道が損壊した現場では、県職員の他、国土交通省と財務省の査定担当者が訪れ、ドローンの映像や図面と照らし合わせながら、復旧工事の計画を確認した。 山間地が多く、土砂災害の多い伊豆南部が管内の同事務所は、被災状況の確認などに積極的にドローンを活用している。査定を担当した国土交通省静岡河川事務所の森敦史副所長は「ドローン
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国道135号 通行止め 東伊豆、12日夜
静岡県下田土木事務所は12日午後7時から翌13日午前0時まで、東伊豆町稲取の稲取高付近にある歩道橋工事のため、国道135号の一部区間を全面通行止めにする。通行止め区間と平行する町道の利用を呼び掛ける。 同事務所によると、歩道橋は2020年12月に大型トラックの積み荷の重機が接触した事故で損傷し、使用できなくなっている。今回の工事で、仮設の歩道橋を設置する。9月中に損傷した歩道橋の橋桁を撤去する他、21年度中に新たな橋桁を設置する工事を予定している。
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風力発電所の民営化 東伊豆町が町民説明会開催へ
東伊豆町の太田長八町長は8日、町営風力発電所の民営化に関連し、事業参入を計画する東京の再生可能エネルギー事業会社が町とともに町民向け説明会を開くことを明らかにした。町議会9月定例会での笠井政明氏への答弁。 町は住民説明会の他、9月中にも計画の概要や騒音調査の結果などについて説明するチラシを新聞折り込みで町内に配布するとした。説明会はチラシの配布後に実施する方向で調整する。 2003年に稼働開始した町営風力発電所は20年4月までに全3基が故障。町は風力発電特別会計の21年度当初予算案に解体費など1億2千万円を計上している。民営化実現の場合は、事業者が3基を撤去する計画。 町議会9月定例会
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収集ごみ有料化 条例改正案可決 東伊豆、河津町
東伊豆、河津の両町議会は8日、9月定例会で2022年4月からの収集ごみ有料化に向けた条例改正案を原案通り可決した。指定ごみ袋に料金を上乗せする形で実施する。 両町とも指定ごみ袋は1枚当たり20リットルで16・5円、45リットルで33円、70リットルで55円とする。両町は有料化による家庭ごみの減量化を目的とし、徴収した料金で管理費などを除く焼却費用をまかなう計画。 両町は一部事務組合の東河環境センターを組織し、東伊豆町のエコクリーンセンター東河で収集ごみを焼却している。今年3月に同センターの事業検討委員会が有料化を妥当とする方針をまとめていた。
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ビューティージャパン研修会 町の魅力発信へ写真撮影 東伊豆
女性のキャリアや社会貢献に焦点を当てたコンテスト「ビューティージャパン2021」の日本大会の研修会が5、6の両日、東伊豆町の熱川温泉などで開かれた。各地区の予選を勝ち抜いたグランドファイナリスト30人が、座学やPR写真の撮影に臨んだ。 研修会は昨年、同コンテストのソーシャル部門でグランプリを受賞した町地域おこし協力隊の高瀬真由さんが企画、誘致した。コンテスト参加者に町の魅力をSNSなどを通じて発信してもらう目的で町や町観光協会なども協力した。 6日は同町の熱川海岸で、コンテストのカタログ用の写真を撮影した。参加者は砂浜でポーズを取りながら、自身をアピールしていた。青森県弘前市から参加し
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9月定例会が開会 東伊豆町議会
東伊豆町議会は7日、9月定例会を開会し、会期を28日までの22日間に決めた後、4氏が一般質問した。8日は5氏が登壇する他、ごみ有料化に関する条例改正案など5議案を審議する。
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乾燥果実、紅茶にいかが 包装一新 東伊豆の農家女性グループ
東伊豆町に住む農家の女性グループ「ミセスこらってぃ」(山田里美代表)はこのほど、地元産のかんきつ類などで製造販売するドライフルーツを「紅茶用」としてPRするため、パッケージを一新した。町観光協会の協力を得て、町内の旅館などへ販路の拡大を狙う。 同グループは、かんきつ類やイチゴなどを栽培する町内の農家の女性8人で構成する。ドライフルーツは2019年、同町の稲取漁港直売所「こらっしぇ」がオープンした際、「町の特産品を作ろう」と、摘果した果実や規格外品を原料に開発した。 今回、パッケージを一新したのは、ニューサマーオレンジやレモン、イチゴなどを組み合わせたミックスタイプの「紅茶用」(450円)
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子どもたちがダンス披露 東伊豆でサマーフェス
東伊豆町のグループ「ほし☆そらシネマIZU」はこのほど、子ども向けイベント「サマーフェス」を同町の熱川小で開いた。県の東京五輪・パラリンピック住民参画事業の一環として、両大会にちなんだ企画が催された。 当初は観客を入れての開催を計画していたが、緊急事態宣言の発令を受け、関係者のみで開催した。 会場には、両大会のエンブレムをLEDライトで表現した他、町内の中学生が製作したフェンシングやバレーボールの様子を描いた顔出し看板などを飾った。 ステージでは、稲取高吹奏楽部が演奏する「パプリカ」の映像に合わせ、町内の子どもたちが踊った。 同グループは10月にもイベントを開催する予定。
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東伊豆・稲取漁港 9月18日に映画鑑賞会 地元ロケ作品上映
東伊豆町観光協会は9月18日午後7時15分から、映画鑑賞会「漁港シネマ2021秋」を同町稲取の稲取漁港競り場で開く。同町の細野高原などでロケした横浜流星さん主演の映画「いなくなれ、群青」を上映する。 同漁港での映画鑑賞会は3回目。漁港の競り場という屋根がありながら密閉されていない空間で開催する。これまでより、座席数も減らす対応をする。同作品は細野高原の他、旧大川小や、南伊豆町内でもロケされた。 事前予約が必要で、料金は一般2千円、高校生以下3歳以上1300円。定員は25人。緊急事態宣言が延長された場合は実施の可否を検討する。問い合わせ、申し込みは東伊豆町観光協会<電0557(95)070
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乳がん術後もゆっくり入浴 東伊豆の温泉旅館、「優しい宿」全国賞
東伊豆町熱川温泉の旅館「ふたりの湯宿 湯花満開」がこのほど、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)が主催する第24回人に優しい地域の宿づくり賞で、全旅連シルバースター部会長賞を受賞した。乳がん手術痕の残る人などが、人目を気にせず入浴できる予約不要の貸し切り風呂などが評価された。 人に優しい地域の宿づくり賞は、全ての人に優しい旅館やホテルの取り組みを表彰していて、今年は全国30の旅館・ホテル、団体から応募があった。全旅連によると、上位7賞のうち、シルバースター部会長賞は障害者などへの取り組みが評価される賞という。 旅館は2018年の改装時に大浴場を廃止し、六つの貸し切り風呂を設置。
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7日から定例会 東伊豆町議会
東伊豆町議会は26日、議会運営委員会を開き、9月定例会の日程を7~28日の22日間と決めた。 町は2021年度一般会計補正予算案など22件を提出する。一般質問は7日に4氏、8日に5氏が登壇する。
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海水浴場を閉鎖 東伊豆、緊急事態宣言適用を受け
東伊豆町は、本県の緊急事態宣言の適用を受け、20日から熱川YOU湯ビーチ、熱川シーサイドプール、磯シーガーデンイケジリ、池尻海浜プールの4カ所を閉鎖する。 河津町は19日までに、今井浜海水浴場を当初予定の22日まで開設継続すると決めた。
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デジタル化「AI-OCR」共同試験導入 複数市町、技術共有へ研修会 静岡県庁
静岡県は本年度、県内市町のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するため、複数市町が参加する音声認識技術と紙書類をデジタル化する「AI-OCR(光学式文字読み取り装置)」の共同試験導入を開始した。最先端の技術を共有することで業務を効率化する狙いがある。 音声認識には14市町、OCRには8市が参加している。県は試験導入している人工知能(AI)を活用した自治体相談業務支援サービス「AI相談パートナー」の操作研修会を県内3カ所で開催中。18日は県庁内で行い、午前の部には川根本町と東伊豆町が参加した。 同サービスはICレコーダーなどで録音した音声データをテキスト化し、議事録などを作成でき
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海水浴場 下田、河津は継続 東伊豆は再開 コロナまん延防止措置
新型コロナウイルス感染拡大に伴うまん延防止等重点措置を受け、海水浴場などの開設可否を検討していた下田市と東伊豆町、河津町は11日までに、再開や開設継続を決めた。 下田市は10日夜、市海水浴場対策審議会を開き、全9カ所の開設継続を決めた。今後、マスク不着用者へのマスク配布や、トイレの清掃強化などの感染防止対策を強化する。また、伊豆白浜観光協会は加盟宿泊施設に原則午後8時を門限とし、利用者が路上などで飲酒しないよう求めることを要請した。 東伊豆町は11日、まん延防止等重点措置を受けて7日から閉鎖していた熱川YOU湯ビーチ、磯シーガーデンイケジリ、池尻海浜プールを再開した。熱川シーサイドプール
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高波で男性不明 東伊豆
8日午後10時15分ごろ、東伊豆町奈良本の熱川YOU湯ビーチ南側防波堤で、同町奈良本に住むベトナム国籍の派遣社員グエン・アイン・ユイさん(23)が高波にさらわれ、行方不明になった。下田海上保安部などが捜索したが、天候悪化や日没で一時中断している。10日にも再開する予定。 同海保と下田署によると、ユイさんは同国籍の男性3人と防波堤の先端で釣りを始めようとした際、ユイさんと別の20代男性が高波にさらわれた。男性は自力で陸に上がり、命に別条はないという。
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障害者の就職や生活全般の相談会 11日から賀茂5町
下田市の賀茂障害者就業・生活支援センター「わ」は11日から、賀茂郡5町で出張無料相談会を開く。 障害のある人の就職相談や障害者手帳の取得、医療費助成など、生活全般に関する相談に応じる。 日程は次の通り。いずれも2時間。問い合わせは同センター<電0558(22)5715>へ。 11日午前10時、西伊豆町役場宇久須支所▽11日午後1時半、松崎町役場▽17日午前10時、東伊豆町役場▽17日午後1時半、河津町保健福祉センター▽19日午後1時半、南伊豆町役場
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歩行者の女性死亡
下田署は7日、東伊豆町稲取の県道で6日午後に発生した交通事故で、乗用車と衝突して重体だった女性は同町稲取、無職女性(86)で、搬送先の病院で死亡が確認されたと発表した。同署は自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで現行犯逮捕した河津町浜、ガソリンスタンド経営の女(81)の容疑を同法違反の過失致死に切り替えて調べる。
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海水浴場閉鎖や施設休業相次ぐ 賀茂地域 まん延防止措置
静岡県東部に新型コロナウイルス対策特別措置法に基づくまん延防止等重点措置が出されたことを受け、東伊豆町は7日から当面、熱川YOU湯ビーチ、熱川シーサイドプール、磯シーガーデンイケジリ、池尻海浜プールの4施設を閉鎖する。 南伊豆町は8日から31日まで、温泉施設の銀の湯会館を午前10時~午後8時の時短営業とし、酒類提供を取りやめる。感染拡大を受け、既に休業している武道館などの町有施設は31日まで休業期間を延長する。弓ケ浜、子浦の両海水浴場は開設を継続する。 河津町は、感染拡大を受けて既に休業している河津バガテル公園や踊り子温泉会館などの休業期間を31日まで延長する。今井浜海水浴場は、9日まで
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歩行者に衝突、車運転の81歳の女逮捕 下田署
下田署は6日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで河津町浜、ガソリンスタンド経営の女(81)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後7時20分ごろ、東伊豆町稲取の県道で乗用車を運転中、道路を歩いて渡っていた女性に衝突し、けがを負わせた疑い。女性は頭を強く打ち、重体のもよう。同署によると、女性は80~90代とみられる。現場は片側1車線の見通しの良いほぼ直線。原因を調べている。
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東伊豆の2ホテル閉館 おおるりグループ 需要回復見込めず
全国で12の温泉ホテル・旅館を経営する「おおるりグループ」(栃木県日光市)は2日までに、東伊豆町の熱川温泉にある2館を含む10館を8月末で閉館すると発表した。同社によると、新型コロナウイルス感染拡大が収束せず、観光需要回復の見込みが立たないため、不採算施設を閉じ、経営資源を集中させる判断をした。 県内で閉館するのは、熱川温泉の「熱川シーサイドホテル」(75室)と「ホテルおおるり」(54室)。両館は以前の経営企業がともに2001年に倒産後、それぞれ、07年と14年におおるりグループが取得し、再開業した。首都圏の家族連れを主な客層に、バスによる無料送迎サービスが人気を集めた。両館ともコロナ禍で
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コロナ感染、過去最多168人感染 静岡県内 浜松などクラスター3件
静岡県内で31日、過去最多となる168人の新型コロナウイルス感染と、患者1人の死亡が確認された。浜松市と磐田市、東伊豆町で新たに各1件のクラスター(感染者集団)が発生した。 県は東伊豆町の宿泊施設と磐田市の事業所で新たなクラスターの発生を認定。いずれも従業員らを特定しているとして、施設・事業所名を公表していない。浜松市は同市東区の建設業「T・R・K」でのクラスターを認定した。 浜松市は感染者1人の死亡を発表した。市が公表した新規感染者26人のうち1人は市立学校に勤務する20代の女性教員。30日に感染を公表した男性教員とは別の学校という。県西部保健所管内居住で、市天竜上下水道課の男性職員の
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三島、東伊豆3宿泊施設 従業員が互いに出向 人手不足解消、繁忙期の違いカバー
ウエディングなどのサービスを主力とする三島市のみしまプラザホテルと、観光客を主に受け入れる東伊豆町の伊豆稲取赤尾ホテル、稲取銀水荘は今夏、繁忙期に応じて互いの従業員を行き来させる「おもてなし人交流事業」を始める。人手不足の解消に加え、異なる環境で勤務することで従業員の育成につなげる。 観光がメインの宿泊施設は7~8月、ウエディングなどのシティーホテルは9~10月が繁忙期となり、それぞれ東京などからアルバイトや派遣社員を雇って対応している。ただ、伊豆地域の情報を提供するなど地元ならではの接客は難しく、常に同じ人が派遣されるとも限らないため人材育成はできない。繁忙期と閑散期が異なる施設が連携し
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静岡人インタビュー「この人」 山田陽大さん 伊豆半島高校会議所の新会頭
2018年に発足した伊豆半島の高校生が地域活性化に取り組む組織で、第4代の会頭に就任した。下田高3年。18歳。 ―入会したきっかけは。 「将来は食に携わる仕事がしたいと考えていて、まちおこしにも興味があった。高校の先生に高校会議所を紹介してもらい、5月に入ったばかり。伊豆の特産品をいろいろな人に知ってもらいたい」 ―会頭としての抱負を。 「今年は下田高の3年生5人でスタートした。先頭に立って引っ張っていきたい。1、2年生を誘い、後輩に事業をスムーズに引き継いでいく体制も作っていく。先輩が考案し、地域の飲食店でメニュー化した海鮮丼『あまびえ丼』なども継続して取り組みたい」 ―21年度
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バナナワニ園×反射炉ビヤ 第2弾はパパイア バナナも再発売
伊豆の国市のクラフトビール醸造所「反射炉ビヤ」と、東伊豆町の動植物園「熱川バナナワニ園」は19日から、同園で収穫した完熟パパイアを使ったビール「伊豆パパイヤHAZY(ヘイジー)」を同園などで販売する。3月に同園のバナナを使って販売した「伊豆バナナワニIPA」に続く、同園のフルーツビール第2弾で、完売していた同商品も同日から数量限定で再発売する。 両社は「コロナ禍で疲弊する伊豆から明るい話題を発信したい」と、3月に販売したバナナビールが好評だったため、同園で栽培する別の果実での醸造を検討した。その中で、夏らしい爽やかな味わいが期待できるパパイアを選んだ。パパイアのビールは全国的にも珍しいとい
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ごみ有料化の目的、料金は 東伊豆町で住民向け説明会
東伊豆町は6日夜、2022年4月の開始を目指す収集ごみ有料化について、町民説明会を町役場で開いた。有料化の目的や、ごみ袋に上乗せする予定の料金などについて担当者が説明した。 同町は共同で処理する河津町と、22年度から指定ごみ袋に料金分を上乗せする形で有料化を予定している。担当者は、有料化による家庭ごみの減量化を目的とし、町民から徴収する料金で、管理や整備・修繕、人件費などを除く焼却経費をまかなう計画だと述べた。 ごみ袋の価格は周辺自治体並みとし、河津町と同じく45リットル10枚入りで330円(現100円)、70リットル10枚入りで550円(現140円)を予定していると明らかにした。また、
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ごみ有料化へ町民説明会 東伊豆6日から、河津26日から
東伊豆町と河津町は7月、収集ごみの有料化に向けた町民説明会を開催する。河津町は、2022年度からを予定する水道料金引き上げについての説明会を併せて開催する。 共同でごみ処理をする両町は、22年度から、指定ごみ袋に料金分を上乗せする形で収集ごみ有料化を予定している。有料化後のごみ袋の料金は、河津町は70リットル入り10枚で550円を予定。東伊豆町も河津町と同程度の料金とする方針。持ち込みごみも、料金引き上げを予定する。 説明会は、両町とも事前予約が必要。河津町は7月7日から受け付ける。問い合わせは東伊豆町住民福祉課<電0558(95)6203>、河津町町民生活課<電0558(34)1932
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29日からサザエつかみ取り大会 東伊豆・稲取
東伊豆町の稲取温泉旅館協同組合は29日から8月20日まで、「サザエのつかみ取り大会」を同町稲取の池尻海岸「磯シーガーデン・イケジリ」で開く。雨天中止。 小学生以下の子どもを対象にしたイベント。例年は3日間限定で実施していたが、今年は夏の海水浴期間を通して開催する。捕まえたサザエは1人2個まで、その場で焼いて食べる。 各日午前11時開始、受け付けは同11時半まで。参加費は千円。7月29~31日は同組合加盟施設宿泊者は無料。 問い合わせは稲取温泉旅館協同組合<電0557(95)2901>へ。
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大雨避難情報と集団接種 どちらを優先? 下田市と東伊豆町、判断に苦慮 専門家「正解なく首長が決断を」【新型コロナ】
伊豆半島を中心に大雨に見舞われた1日、全域に避難指示を出した下田市や、高齢者等避難の情報を出した東伊豆町は、発令中に高齢者への新型コロナウイルスワクチンの集団接種を実施した。国が早期の接種完了を求める中、市町は防災と感染症対策のはざまで難しい判断を迫られた。防災の専門家は「避難指示を出すような状況ならば、原則多数の移動を伴う集団接種は取りやめるべき」と指摘する。 下田市は、市民スポーツセンターで接種した。予定した280人のうち、大雨の影響か、通常より多い12人が当日キャンセルした。市は接種時間帯の雨の状況と、中止した場合の日程調整や医師らの再手配の難しさを考慮し、実施した。市民保健課の土屋
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心配ごと相談会 他地域に広がり 静岡市清水医師会主催 医療、福祉、司法連携 10日、県東部と合同開催
静岡市清水区で医療や福祉、司法の専門職有志らが連携し、地域住民の心配ごとに応じる「なんでもかんでも相談会」(同市清水医師会主催)の仕組みが注目され、県内の他地域にも広がり始めた。10日の相談会では初めて県東部の2会場をオンラインで結び、合同で開催する。 同区の相談会は2016年にスタートし、年4~6回のペースで開かれている。相談員は毎月の勉強会に参加する医師や歯科医師、社会福祉士、弁護士ら約50人が務める。 会場では社会福祉士や精神保健福祉士が来場者の悩みを聞き取った後、内容に応じて各分野の専門職が相談に加わる。来場者1人に対して3、4人の専門職が付いて助言するケースもあり、多方面から問題解
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東伊豆町 64歳以下接種券発送へ コロナワクチン
東伊豆町は28日の定例記者会見で、16~64歳の町民向け新型コロナウイルスワクチンの接種券を30日に発送すると発表した。年齢や条件に応じ、7月7日から順次、予約受け付けを開始する。 60~64歳の全町民と基礎疾患のある人は7月7日から、予約コールセンターとインターネットで予約を優先的に受け付ける。それ以外の16~64歳の町民は同月13日から受け付ける。 集団接種は8月1日から11月1日までを予定し、対象者の75%の3540人分の接種枠を準備した。個別接種は実施しない。町は接種可能な12~15歳の町民約280人の接種方法については、現在検討中としている。
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マーマレード5年連続「金」 英世界大会で浜松・えなみ農園
浜松市浜北区のえなみ農園はこのほど、英国で開催されたマーマレードアワード世界大会の職人部門で5年連続となる金賞を受賞した。4品が金に輝き、このうち3本は静岡県内産のかんきつ類を使用した。同農園の江南徳行さん(50)は「地域の果物の魅力を世界に伝えられた」と喜んでいる。 同大会は約30カ国から出品されたマーマレード約3千本について色や香り、濃度などが審査された。えなみ農園が金賞を受賞したのは、同農園が昨年に初収穫した香酸かんきつの「平兵衛酢(へべす)」、同農園産のレモン、東伊豆町産のビターオレンジ、和歌山県産のじゃばらの4本。平兵衛酢については爽快な香りや琥珀(こはく)のような美しさから満点
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東伊豆町で震度1 24日午前3時52分ごろ
24日午前3時52分ごろ、伊豆大島近海を震源とする地震があり、東伊豆町で震度1を観測した。気象庁によると、震源の深さは約10キロ。地震の規模はマグニチュード(M)2・0と推定される。4月下旬から5月上旬にかけて発生したエリアで起きたとみられる。
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東伊豆町教委 9年制「義務教育学校」検討 小中一貫校へ説明会
東伊豆町教委は22日夜、熱川、稲取両地区で整備を検討している小中一貫校に関する説明会を町立図書館で開いた。学校の形態として9年制の「義務教育学校」を目指す方向性や、地区ごとに小中一貫校を設置するメリットなどを説明した。 町教育環境整備専門員を務める黒田種樹前教育長が、2019年11月に町小中一貫教育研究会がまとめた報告書で示された方向性を基に解説した。 黒田専門員は、地区ごとに小中一貫校を設置する目的として、町全体での教員数が多く確保でき、少人数のきめ細かな指導ができる点を挙げた。小中学校併設型ではなく、義務教育学校とすることで、9年の一体的な教育や教員の連携が取りやすいとした。また、開
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川勝氏得票率、大井川流域が上位 市区町別 県全体は「西高東低」【静岡県知事選】
20日に投開票された静岡県知事選の市区町別の得票数は、新人の前参院議員岩井茂樹氏(53)=自民推薦=を破って4選を果たした現職の川勝平太氏(72)が、熱海と東伊豆の2市町以外で岩井氏を上回った。得票率の上位10市区町は大井川流域がほぼ独占した。川勝氏が支持を集めたリニア大井川水問題の影響とみられる。県全体では中部、西部の得票が高く、東部、伊豆が低い「西高東低」の傾向が見られた。 市区町別に川勝氏の得票率を見ると、流域10市町のうち御前崎市を除く9市町が上位10位以内に含まれた。トップは吉田町の70・86%(前回選比6・21ポイント増)で、次いで島田市の69・86%(8・06ポイント増)、菊
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下田 防犯功労団体表彰を伝達
下田署はこのほど、同署稲取交番地域安全推進員連絡会に防犯功労団体表彰を伝達した。少年警察ボランティア4人にも署長感謝状を送った。 同署で開かれた伝達式で、森正晴署長が連絡会の佐藤宰智班長に表彰状を手渡した。森署長は「普段からの活動が今回の表彰に結びついた」とたたえた。佐藤班長は「協力してやってきたことが報われ、大変光栄」と喜んだ。連絡会は1996年に活動を開始し、振り込め詐欺被害などの防止活動をしている。 署長感謝状は、街頭補導や少年非行防止に尽力した元少年指導委員の大矢亘さん(南伊豆町)、少年警察協助員の山田昌平さん(同町)、稲本敏尚さん(河津町)、鈴木敏之さん(東伊豆町)の4人に贈ら
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東伊豆360戸 停電
20日午後4時45分ごろ、東伊豆町稲取の一部約360戸で停電があり、約3時間後に全戸復旧した。東京電力パワーグリッド静岡総支社によると、設備への鳥獣の接触が原因という。
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献血ボランティア 稲取高生10人委嘱 県賀茂保健所
静岡県賀茂保健所(下田市)は18日、献血を呼び掛ける高校生ボランティア「アボちゃんサポーター」に稲取高(東伊豆町)の生徒を委嘱した。 同校で委嘱式が開かれ、1~3年生の10人が委嘱された。同保健所の本間善之所長は「友人たちに積極的に献血の意義を伝えてほしい」と述べ、一人一人に委嘱状を手渡した。生徒たちは、担当者から若年層の献血者が減少傾向にあることなどを学んだ。 任期は2022年2月末まで。地域での献血啓発活動に参加する。
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ファクトチェック 川勝氏と岩井氏の街頭演説検証【静岡県知事選】
20日の知事選の投開票が近づき、4選を目指す現職の川勝平太氏(72)と新人の前参院議員岩井茂樹氏(53)=自民推薦=は熱のこもった論戦を繰り広げている。両氏の街頭演説における発言の正確性や妥当性について検証した。 ■川勝氏の発言 ワクチン接種が遅いと言われているが、静岡県は医療従事者が日本全体の中で10万人当たり少ない。ですから接種の割合が少ないのは当たり前。(3日、JR静岡駅前) 【不正確】「人口10万人当たりの医師数」より実態に即した指標とされる医師偏在指標によると、静岡県は47都道府県中39位と医療従事者が全国的に少ないのは確か。14日現在のワクチン接種率(1回目、高齢者)は全
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台湾パイン販売、16日に変更 河津と東伊豆
河津町観光協会と東伊豆町観光協会は15日、両町での台湾産パイナップルの販売日時を16日午前9時からに訂正した。 両協会は、河津町笹原の河津桜観光交流館と東伊豆町稲取の稲取漁港直売所「こらっしぇ」前で、台湾産パイナップルを計350個販売する。価格は1個700円で、1人2個まで購入可。当初、17日として発表した販売日が16日の誤りだったという。 問い合わせは河津町観光協会<電0558(32)0290>、または東伊豆町観光協会<電0557(95)0700>へ。
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リニア論戦活発化 川勝氏/JRとの対峙を強調 岩井氏/大井川流域10カ所へ 静岡県知事選
20日の静岡県知事選の投開票まで1週間を切り、リニア中央新幹線工事に伴う大井川の水問題に関する論戦が活発化してきた。リニア問題が最大の争点と訴える現職の川勝平太氏(72)は県内各地で国、JR東海と対峙(たいじ)する姿勢を強調。13日から大井川流域入りした新人で前参院議員の岩井茂樹氏(53)=自民推薦=はこれまであまり触れてこなかったリニアに関する主張で街頭演説の大半を費やした。 川勝氏は14日、伊豆地域で街頭演説をこなした。伊豆の国市では伊豆半島の一部で反対運動が起きている大規模太陽光発電所(メガソーラー)とリニアを絡め、「水の問題はあちこちにある。命の水を守る」と強調した。 13日は静
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台湾産パインを販売第2弾 17日、東伊豆と河津
東伊豆町観光協会と河津町観光協会は17日午前9時から、台湾産のパイナップルを東伊豆町稲取の稲取漁港直売所「こらっしぇ」前と、河津町笹原の河津桜観光交流館で販売する。3日に販売し、即日完売する人気だったため、第2弾として実施する。 両協会は2019年、共同で台湾に観光プロモーションに訪れるなど、台湾の観光関係者と交流がある。今回は2カ所で計350個を販売する。価格は1個700円で、1人2個まで購入可。台湾産のパイナップルは、中国への輸出が禁止され、県内でも購入支援の動きが広がっている。 問い合わせは東伊豆町観光協会<電0557(95)0700>、または河津町観光協会<電0558(32)02
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6月13、14日の主な遊説日程 静岡県知事選(変更の可能性あり)
【川勝平太氏】 ◆13日 午前9時半、西山本門寺黒門前(富士宮市)▽同10時半、イオンモール富士宮東側(同)▽同11時半、ロゼシアター前(富士市)▽午後1時半、静岡東急スクエア交差点付近(静岡市葵区)▽同2時50分、札の辻交差点(同)▽同3時20分、呉服町スクランブル交差点付近(同)▽同3時50分、JR静岡駅北口地下広場(同) ◆14日 午前9時半、本宿公園付近(長泉町)▽同10時50分、エスポット長泉店付近(同)▽午後1時半、伊豆箱根鉄道伊豆長岡駅前(伊豆の国市)▽同4時半、稲取文化公園(東伊豆町)▽同5時半、フードストアあおき河津店付近(河津町) ◇選挙事務所<電054(272)1
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8件を可決、同意 東伊豆町議会閉会
東伊豆町議会6月定例会は9日、最終本会議を開いた。2氏が一般質問した後、2021年度一般会計補正予算案など8件を原案通り可決、同意し、閉会した。
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6月9日の主な遊説日程 静岡県知事選(変更の可能性あり)
【川勝平太氏】 午前9時半、グランリバー付近(焼津市)▽同10時20分、小山城駐車場(吉田町)▽同11時半、マツヤデンキ・カワムラ相良店付近(牧之原市)▽午後3時、大井川鉄道家山駅前(島田市) ◇選挙事務所<電054(272)1301> 【岩井茂樹氏】 午前9時、伊豆急河津駅前プラザ駐車場(河津町)▽同10時半、東伊豆町役場前▽午後1時、ローソン伊豆高原東店(伊東市)▽同3時、伊東駅前駐車場(同)▽同4時半、スーパーナガヤ宇佐美桜田店前(同)▽同6時半、マックスバリュ熱海店第2駐車場(熱海市) ◇選挙事務所<電054(275)2130>
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小中一貫の説明会 今月下旬に開催 東伊豆町
東伊豆町の横山尋司教育長は8日の町議会6月定例会で、熱川、稲取の両地区で整備する方針の小中一貫校に関する説明会を6月下旬に開くと明らかにした。楠山節雄氏の一般質問への答弁。 また、横山教育長は、町教委として現時点で小中一貫校の方針に変更はないとした。説明会は当初、2020年度中に開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、延期されていた。 説明会は6月22、29の両日は町立図書館、24、30の両日は町役場で、いずれも午後7時から計4回開催する。22、24の両日は主に保護者向け、29、30の両日は主に地域住民向けとするが、いずれも参加は可能。各回とも事前予約制とする。
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20年度入湯客数43%減 東伊豆 新型コロナが影響
東伊豆町の太田長八町長は、8日に開会した町議会6月定例会の行政報告で、2020年度の町内入湯客数が、新型コロナウイルスの影響で、前年度比43・5%減の41万8515人だったと明らかにした。 太田町長は、2~3月に隣接する河津町で開かれる「河津桜まつり」が今年、中止となり、2月の入湯客数が前年比65・4%減の2万2562人にとどまったことなどが、減少幅の拡大につながったとした。 一方、町によると、20年10月の入湯客は前年比9・2%増の5万2012人で、国の「Go Toトラベル」キャンペーンの効果が見られた。 町議会6月定例会は8日、会期を9日までの2日間と決め、5氏が一般質問に登壇した。9日
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収集ごみ有料化 来年度から実施へ 東伊豆、河津両町協議
東伊豆、河津の両町は8日、収集ごみの有料化について、2022年4月から実施する方向で、協議を進めると明らかにした。同日開会した両町議会の一般質問で町担当者らが答弁した。 東伊豆町は7、8月、河津町は7月までに開く予定の住民説明会の意見を踏まえて具体案をまとめ、両町議会の9月定例会に料金などを定める条例案を提出する方針。両町とも新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては、住民説明会の開催時期がずれ込む可能性があるとしている。 両町は一部事務組合の東河環境センターを組織し、東伊豆町のエコクリーンセンター東河で収集ごみを焼却している。同センターの事業検討委員会は3月、収集ごみの有料化を妥当とする答
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期日前投票、3日間で4万人 静岡県知事選
静岡県選管が7日に発表した知事選(20日投開票)の期日前投票の中間状況によると、4~6日の3日間で選挙人名簿登録者数の1・31%に当たる3万9948人が投票した。 投票者数は、2017年の前回知事選の同時期(公示翌日から最初の日曜日まで3日間)に投票した2万5887人の1・54倍。期日前投票率も前回選の0・83%から0・48ポイント上がった。 市区町別で投票率が最も高かったのは、森町の3・66%(投票者数551人)。南伊豆町3・42%(242人)、東伊豆町3・30%(349人)、御前崎市3・27%(857人)と続いた。 期日前投票は19日までで、各日午前8時半~午後8時。投票所は各市町
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出産ラッシュ♡7頭愛らしく シマウマ、アルパカ、カピバラ… 伊豆アニマルキングダム
東伊豆町稲取の動物園「伊豆アニマルキングダム」で、動物たちの出産ラッシュを迎えている。計7頭が誕生したシマウマ、アルパカ、カピバラの赤ちゃんの愛らしい姿が、来園者の人気を集めている。 シマウマの赤ちゃんは雄で、父親の「ちょこ」と母親の「ウマ子」の間に5月1日に誕生した。母親のそばで寝転ぶ姿が見られる。 アルパカの赤ちゃん「うるし」は雄で、5月17日に父親「ジャック」と母親「しずく」の間に生まれた。茶色の毛が特徴で、3月24日に生まれた白い毛の異母兄「ホープ」とじゃれ合う姿がほほえましい。 カピバラは5月17日と20日に計5頭が誕生した。いずれも性別は不明で、「ずんだ」「さくら」「キャラ
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障害者の生活相談 9日から賀茂5町
下田市の賀茂障害者就業・生活支援センター「わ」は9日から、賀茂郡5町で出張無料相談会を開く。障害のある人の就職相談や障害者手帳の取得、医療費助成、障害年金の申請など、生活全般に関する相談に応じる。 日程は次の通り。いずれも2時間。問い合わせは同センター<電0558(22)5715>へ。 9日午前10時、西伊豆町役場宇久須支所▽9日午後1時半、松崎町役場▽15日午前10時、東伊豆町役場▽15日午後1時半、河津町保健福祉センター▽17日午後1時半、南伊豆町役場
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台湾産パイン完売 東伊豆、河津観光協が支援
東伊豆町観光協会と河津町観光協会は3日、台湾産のパイナップルを東伊豆町稲取の稲取漁港直売所「こらっしぇ」前と、河津町笹原の河津桜観光交流館で販売した。東伊豆町では販売開始5分で、河津町でも30分で完売した。両協会で計240個を仕入れ、1個700円で販売した。東伊豆町のこらっしぇ前では、販売開始前から50人ほどが並び、来店客がパイナップルを買い求めた。 台湾産パイナップルは、中国への輸出が禁止され、県内でも西伊豆町などで購入支援の動きが広がっている。両協会は2019年、共同で台湾に観光プロモーションに訪れるなど、台湾の観光関係者と交流がある。東伊豆町観光協会の石島専吉会長は「予想以上の反響で驚
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台湾パイン農家救え 6月3日 東伊豆、河津で販売会
東伊豆町観光協会と河津町観光協会は3日午前9時から、台湾産のパイナップルを東伊豆町稲取の稲取漁港直売所「こらっしぇ」前と、河津町笹原の河津桜観光交流館で販売する。 両協会は2019年、共同で台湾に観光プロモーションに訪れるなど、台湾の観光関係者と交流がある。2カ所で計240個を仕入れ、販売する。価格は1個700円。台湾産のパイナップルは、中国への輸出が禁止され、県内でも西伊豆町などで購入支援の動きが広がっている。 問い合わせは東伊豆町観光協会<電0557(95)0700>、または河津町観光協会<電0558(32)0290>へ。
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東伊豆町長 新型コロナウイルスワクチン接種公表
東伊豆町の太田長八町長(70)は31日の定例記者会見で、28日に新型コロナウイルスワクチンの1回目を接種したと明らかにした。同日の町役場での集団接種でキャンセルとなった余剰分を接種した。 町によると、同町は集団接種の予約を受け付ける際、キャンセル待ちをするかを希望者に確認している。同日は6人分が余剰となり、キャンセル待ち登録をした町民の他、同様に登録した太田町長と鈴木利昌副町長(64)も接種を受けた。27日は接種会場責任者として、医療従事者扱いとなる50代の健康づくり課長もキャンセル分で接種した。 太田町長は「キャンセル分は、一般町民を優先して連絡したが、ワクチンの有効期限も迫り、残りは
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海水浴場開設へ 東伊豆、河津が準備
東伊豆、河津両町は31日の定例会見で、今夏の海水浴場の開設に向け、準備を進めていると明らかにした。ただ、両町とも感染拡大状況やライフセーバーの確保の可否などで、対応が変化する可能性も示した。両町とも6月中にも、ガイドラインなどを含め、最終的な方針を決定する。 河津町は昨年、町内の今井浜、河津浜の両海水浴場の開設を中止した。今夏は今井浜海水浴場のみの開設とする方向で、調整を進めている。東伊豆町は昨年、熱川YOU湯ビーチを開設した。昨年同様に入場人数の制限を実施する方向で調整している。稲取・池尻海岸の「磯シーガーデン・イケジリ」も開場する方針。
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厳しい財政 職員が解説 東伊豆町
東伊豆町は26日、少子高齢化で厳しさを増す町の財政状況や行政改革の取り組みを町民に説明する「財政・行革説明会」を町役場で開いた。28日午前10時半と午後1時半から、町立図書館でも開く。 町総務課の太田正浩財政係長が講師を務めた。太田係長は町の貯金に当たる財政調整基金が、6・8億円(2018年度末)と、同町より人口の少ない周辺自治体と比べても少ない実態を報告した。 厳しい理由として、同町は大規模旅館などからの固定資産税収入が見込まれることから、財政力指数が高く、同規模自治体に比べ、国からの交付税が少ないことなどを挙げた。一方で旅館の廃業などで、税の収納率が県内最低の90・9%(19年度)で、予
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東伊豆は8日から-議会運営委員会
東伊豆町議会は27日、議会運営委員会を開き、6月定例会の日程を8、9日の2日間と決めた。町は学校給食センターの設備更新費など6900万円を追加する2021年度一般会計補正予算案など8件を提出する。 一般質問は8日に5氏、9日に2氏が質問する。
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GWの静岡県内観光客半減 コロナ前に比べ、首都圏から伸びず
静岡県が26日までにまとめた大型連休の観光交流客数によると、県内主要37施設の入り込み客数は計65万4002人で、新型コロナウイルスの影響がなかった2019年度と比べて50・2%の大幅減だった。感染拡大防止の観点から全国的に移動自粛のムードが強まり、主に首都圏からの集客が伸び悩んだ。 20年度は全国を対象にした緊急事態宣言の発令を受け、調査対象の施設がほぼすべて休館したため比較の対象にしなかった。 施設別では、浜名湖ガーデンパーク(浜松市西区)が19年度比7・9%減の5万7903人、浜松市動物園が同23・2%減の2万5634人など。3密を回避しやすい屋外型に行楽客の関心が集まったとみられ
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豊かな「おうち時間」提案 静岡で手作り家具展、アートや敷物も
静岡市葵区の松坂屋静岡店で5月31日まで、森下木工所・家具屋校倉(森下雅行代表)の手作り家具展が開かれている。東伊豆町の木工作家八代繁広さん(67)が伊豆東海岸の流木を使って制作した「遊木アート」や、アジア諸国から輸入した敷物を併せて展示し、豊かな「おうち時間」を過ごすアイテムを紹介している。 森下木工所は静岡の伝統技法「指物(さしもの)」を用いたソファや小物など約100点を出展した。ヤマザクラを素材にしたテーブルは肌触りが良く、使い込むと深みが出るという。 八代さんは流木の形や木肌を生かした家具約30点を出品した。いずれも一点物で、椅子は屋外の雰囲気にもなじみ、ガーデンチェアーとしても