自転車運転ルール守ろう 牧之原・菅山小で教室
静岡県交通安全協会牧之原地区支部と牧之原署は21日、自転車交通安全教室を同市の菅山小で開いた。同校の4年生を対象に実技や座学の講座を行い、受講した児童に「自転車免許証」を交付した。
校庭に設けられた信号や一時停止の標識を設置したコース内を走行した児童は、自転車の適切なブレーキのかけ方や交差点上での安全確認の方法などを学んだ。交通安全指導員は「道路の左端を通ろう」「左右、後方を確認しよう」などと声を掛けた。座学では交通ルールについての講話やテストを実施した。中村帆花さん(9)は「車や歩行者に気を配りながら、安全に自転車に乗りたい」と話した。
同支部などは10月までに、牧之原市と吉田町の全12小学校で教室を実施する。