大地震想定 抜き打ち訓練 牧之原市 職員連携、初動対応 確認
牧之原市はこのほど、大規模地震を想定した抜き打ちの職員参集訓練を市内各所で実施した。人事異動などを踏まえ、職員間の連携や災害時の初動対応を確かめた。
市内で震度7を観測する地震が発生し、大津波警報が発表されたとの想定。午前6時50分の防災メールの配信後、職員は市役所榛原庁舎や牧之原消防署、救護所の設置場所となっている公園に参集した。榛原庁舎では市幹部らが集まり、災害対策本部を立ち上げた。
開始30分後の参集率は70・3%、45分後は88・9%、60分後は94・9%だった。杉本基久雄市長は「組織としてあらゆる災害に対応できるよう常に危機意識を持ち、適切な行動がとれるよう準備と心構えをお願いしたい」と講評した。