テーマ : 気象・災害

南海トラフ沿い「特段の変化なし」 10月、気象庁

 気象庁は8日、南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会(会長・平田直東京大名誉教授)の定例会を開いた。南海トラフ沿いの主に10月の地震、地殻活動について「大規模地震の発生可能性が高まったと考えられる特段の変化は観測されていない」とする南海トラフ地震関連解説情報を発表した。
 目立った地震活動はなかった。微少な揺れと地殻変動は、東海で9月30日~10月4日、10月19~23日、紀伊半島西部で10月11~13日に観測した。四国東部でも11月1日から継続している。
 これらは想定震源域のプレート境界深部で発生した短期的ゆっくり滑りが原因と推定し、いずれも「従来、繰り返し観測されてきた現象」と評価した。

いい茶0

気象・災害の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞